
長編
白蛇児
匿名 4日前
chat_bubble 14
66,303 views
冷たさと、押し粒潰すかのように身体を圧迫する雪の重さであった…。
…次の日の朝。その男性の遺体が発見された。
男性の死体は、雪に刺さっていた
上半身を雪に埋めながら。
死因は、雪による窒息、及び、雪の圧迫による内臓破裂であった…。
…
…
…
街の外れ、寒さが一際酷い川沿いに建つ会社。
作業着を着た男性が、仕事を終え、か細い街灯しか明かりのない駐車場に向かっていた。
手袋をしていても、寒さが指先に奔る。
白い息が目に眩しい。
男性は寒さに耐え、手を擦りながら、車に辿り着いた。
が、車は寒さの為に凍結しており、窓も凍り真っ白になっている。
「ちぇ!」
男は舌打ちをして、車内に入りエンジンキーを回す。
エンジンスターターなんて気の利いたものは備えていない。
5分ほど車内で寒さに耐えながらじっとしていたが、窓の白い氷が溶ける気配は、ない。貼り付いているかのように、その白さに変化はない。
「畜生…。」
男は悪態をつく。これでは、また外に出て氷を削り落とさなければならない。
男は、外の出るために、ドアに手を掛ける。
その瞬間!
一瞬の間であった。
ドアの僅かな隙間から、白い縄のようなモノが車内に入り込み、男の手を捕らえた!
獲物を捉える動物の如く。
男の体が、ドアの僅かな隙間に引っ張り込まれる。
「な、なんだこりゃ!」
混乱した男は、無理矢理身体を細い隙間に引っ張り込まれる痛みを全身に感じながら、抵抗を試みる。だが、ドアは一切動かない。巨大な何かがドアの開閉を妨げているかのように、一切動かない。
僅かな隙間に、男の全身が引っ張り込まれる。外に向かって、引き摺り出される!
男は、痛みの果てに、息絶えた。
…次の日。男の死体が駐車場にあった。
男の遺体は、上半身だけを骨盤の辺りまで、僅か15cm程のドアの隙間から無理矢理出して死んでいた。腰椎は断裂し、肋骨や肩・腕の骨は砕け、胸から腹にかけての皮膚はドアの隙間で内臓ごと削ぎ落ちていた…。
…
…
…
俺が、街で発生した凄惨な二件の事故?を知ったのは、その出来事から一ヶ月半ほど経った頃である。
その時の俺は、その二件の惨劇を知らず、三件目の惨劇を、更にこれから自身の家族に降り掛かる恐ろしくも異常な事態を想像出来る訳もなく、
安穏と、腕に幼子を抱く妻とともに、
新築のマイホームに置く家具を購入する為に街内の
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(14件)
- うーん駄作モンチ
- 怖いです‼️ あと、こうゆう都市伝説系おもしろくてすき❤️MIU☆
- あまりにも抒情的で書き手が自分に酔いしれてる 中身が薄いのに無駄に長い菜々氏
- エンジンスターターって、リモコンスターターの事でしょ。思い込みで発言すると自分に返ってくるよ。 小説家にでもなりたいのかね?文章はラノベ風のおさむいのよりは読み易いけど他のサイトに投稿した方が良いのでは? あくまで本怖なんだし。 あとね、大陸が繋がってる時代にアジア圏には猿人すら居ないよ?龍とか蛇とか神とか誰が言ってんの?設定ぐずぐずだね。魔除
- 長過ぎ、時間の無駄
- 女は、言った わたしの狂ってる脳ミソをお食べ消極ピエロ
- 書き方が……襷
- こういうのお寒いのは世にも奇妙な〜にでも投稿したら?
- はいはい、こわいこわい
- 長い。匿名