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短編
天井から女の顔がのぞいていた
僕が小さい頃、家族で旅行にいき海の近くの旅館に泊まった。綺麗な感じの和室の部屋だった。 夜、消灯し両親や兄は寝静まっていたが、僕だけはなかなか寝つかれずにいた。 しばらくすると、格子状に正方形のような木製タイルがしき詰まった天井で、タイルの1枚が開いた。 そして女の顔が現れた。 女は首から上の...
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匿名
2026年2月26日
短編
まっすぐ抜いてください
私は、ゴンボスジだって言われてきました。 昔この村にあった、女ばかり生まれる家のことです。 畑に呪いをかける家。牛蒡を抜くと、先に目玉がついていて、抜いた人を睨むって。睨まれた人は、そのうち死ぬって。 ほんとかどうかは知りません。 でも、みんな本気みたいに言います。 うちは女しか生まれま...
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志那羽岩子
2026年2月26日
短編
彼女の笑顔の裏側
美奈はよく「優しい人」と評されていた。周囲から見れば、その笑顔は誰にでも向けられる優しさの象徴だった。しかし、内心では彼女は全く違うことを理解していた。 「私が優しいわけないじゃない」と、誰も知らない本心を抱えていた。美奈は他人を利用するためにその優しさを演じていた。彼女の心の奥底には、他人...
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冬木白夜
2026年2月26日
中編
どこまでも続く暗闇のエスカレーター
子供の頃の体験。 まだ幼児だった俺は、母親に連れられデパートに行った。 その頃は夏だったので、お中元か何かを注文しに行っていたんだと思う。 いろんな商品を見ながら、そのあと席につき母親と店員が話していた。 すぐに終わるかと思ったらずっと話していて、いつまでも終わらない。 暇になった俺は近くにあ...
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匿名
2026年2月26日
短編
不気味な小石の話
ある秋の雨の日、古びた図書館に立ち寄った。私は、少し埃っぽい本棚の隙間から、一冊の本を取り出した。その本の中には、親指ほどの大きさの小石が挟まっていた。白く、滑らかな表面を持つその石は、何故か不思議な魅力を放っていた。 私はその石を持ち帰り、自宅の書棚の目立つ場所に置いた。数週間後、図書館で...
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霞川瑠璃
2026年2月26日
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