
長編 emoji_events 殿堂入り
コンビニ
匿名 2013年1月7日
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ね・・・」
「おう、気をつけてな!!もう忘れろよ!!」
私達は外に出た、5時すぎだが冬だったためまだ空は暗かった。
「佐藤、送るわ、乗ってけよ」
佐藤は徒歩で10分ぐらいかけて通っているが、さすがに心細いだろうと思って佐藤を車に乗せた。
・・・うん、もちろん私が怖かったのもあるけどね。
(まぁ、いつまでもくよくよしてても意味がない。きっぱり忘れるのが正解だ!!)
私は力強く自分に言いきかせ、車に乗り込んだ。
「よっしゃ!!帰るか!!さ・・と・・・・
佐藤が口を大きく開き、目を見開いて店の中を見ている。
「あ・・・あ・・・」
「佐藤!?・・・ま・・・まさ・・か」
私はゆっくりと振り返り店内を見た。
店長が掃除を始めている・・・その後ろにいたのは・・・
私は光のごとき速さでエンジンを入れ車を出した。
佐藤は終始無言だった。
佐藤を送り、帰宅した私はベッドに倒れこんだ。
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