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わたしの祖父はアル中だった。 その息子であるわたしの父親は、郵便物ひとつ出すのに徒歩で1日もかかるような寒村に見切りをつけ10代で家を出ていた。そのため祖父母とは盆暮れ正月に会う程度であったが、幼少のころのわたしが覚えている祖父の姿は、ワンカップの日本酒を片手に万年こたつでうつらうつらと...
数年前、ツレと京都へ遊びにいった 京都市内で美味い日本酒と美味い京野菜を食い盛り上がった ホンマは最終電車で帰ろうと話してたが、盛り上がって酔っぱらった勢いで「朝まで京都で呑んで始発で帰るぞ!」となったw そのまま三軒くらいハシゴして真夜中の繁華街を歩いてた 真ん中に川があり、その両岸に店が立...
何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりしたら、マジで洒落にならんことを最初に言っておく。 もう一つ俺の経験から言わせてもらうと、一度や二度のお祓いをすれば何とかなるって事はまず無い。 長い時間かけてゆっくり蝕まれるからね。 祓えないって事の方が多いみたいだな。 ...
今から三年ほど前のことだ。 当時、私は熊本県の某中学校の教師をしていた。宮崎県にほど近い片田舎で、全校生徒の数が百人にも満たない小さな学校だった。東京で生まれ育った私にとって九州に引っ越すことは不安に満ちたものだったが、村の人々は余所者の私にとてもよくしてくれた。炊事の不慣れな私に食事を差し入...
もう10年以上前の出来事なので書いてみます。 封印していた記憶です。 1998年の夏頃に俺とAとSで廃病院に行った。 関東周辺の色々な心霊スポットに行ってはスリルを味わって小バカにして楽しんでいた。 T病院は院長が患者に殺されたという噂だった。 Aが「そんじゃ俺が院長席に座って偉そう...
これは数年前、当時二十歳前半の夏に起きた実話です。 長文ですが、お付き合いしていただけると有難いです。 私は地元の友人に呼ばれ、友人宅へ遊びに行きました。 私と友人は当時、日焼けサロンで肌を焼き、ギャルウケを狙う野郎でした。 日サロで知り合ったギャルとも仲良くなり、友人宅でギャル2名、私と...
これは悲しく残念な話。実害が起きている実話だ。 高校の卒業式が終わった後日。 田舎で育ったからか、大抵の奴は進学か就職でも一旦は県外に出る奴らばかりなんで、毎日誰かが地元を離れていくような、そんな時期。 俺も県外に進学の為に引越しの荷物をまとめていたら、友人Mがまだ残ってるメンバーで最後に...
20年近く前、福岡の母方の田舎に帰った時の話。 母ちゃんの毎年恒例のお盆参りで俺は母ちゃんと妹と3人で(親父は航海士で夏は南半球で過ごしてた)1週間位福岡の母ちゃんの実家である爺ちゃんの家に遊びにいった。 横浜生まれの俺は福岡のうだるような暑さとむせ返るような緑の匂いが大好きで、遊びに行くたび...
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:53:31.82 ID:W9+uGpUS0 立ったら書く 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:55:19.53 ID:W9+uGpUS0 つい最近あっ...
このお話は私が幼い頃に体験したお話です。 私の家の裏には坂道があり、其処を登ると神様を奉る木造の一軒家のような建物があります。 近所に住む友人の家で管理をしているようで、幼い頃に友達と建物の中に入りました。 大きな神棚にお菓子が供えてあったので、食べていた飴を供えた記憶があります。 子供なが...
このお話は私が19才のお盆の時期に体験した怖い部類の恐怖体験の1つです。 あの日は私と兄と祖母と3人で買い物に行きました。 初めて十万と言う大金を稼ぎ、私はウキウキしていました。 お盆が来るので家には祖父が帰って来ます。 「ねえ、ばあちゃん。祖父ちゃんは大五郎(亡き祖父が大好きだった日本酒)...
昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。 俺は昔からそういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと言ってのけていた。 二つ返事で了解...
とても暑い夏の定番と言えば怖い話。 高校三年生の夏休み、私は仲の良い友人数名と《百物語》をする事になった。 Goo◯le先生で検索すれば出て来るだろうが、 ざっくり説明すると100本の蝋燭を用意して夜中の12時辺りにやると言う物だ。 100本の蝋燭はお祖母ちゃんの家から拝借し、 足りない分は買...
約束の日が来た。ずっと朝から心が落ち着かない、3時頃、オカルト研究会の3回生キタジマ副部長の迎えを公園の隅っこで煙草をふかして待った。半分ほど吸ったところで軽い笑みを浮かべて飄々と先輩はやって来た。「いたいた、なんだ煙草吸うんか〜、じゃ行こうか。」早速先輩のの車に乗り込んだ。前回のバイトでは一...