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東北のA県での話。私は知人から近隣の村にある山菜採りの穴場を紹介された。なんでもフキやワラビの質のいいものが採れるとのことだ。私は山菜には目がないので、その週末の晴天にこれ幸いと車を走らせた。道中はずっと山林に沿って進む。緑が美しく、日々の暮らしに疲れた私の心を潤す。しばらく車を走らせると、知...
本家に伝わる実話です。 我が家は昭和初期に、曾祖父が本家から土地を分けてもらい分家して興した家です。 本家は少なくとも江戸時代から農業を生業として生計をたてておりました。 本家の敷地の庭の一角に祠があります。 その祠の中にそれ程大きくない石が祀られています。 その石のいわれはこうです。...
540 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/06 20:11 「牛の首」という恐ろしい怪談がある。 この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。 とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけ...
皆さんは「犬」を知っているか? いや違う、「ニャーニャー」鳴くのは「猫」である。 私が言っているのは「ワンワン」吠える方のことである。 インドの犬は怠惰である。 「怠惰な犬」というと昼間から木陰で寝ていて誰が来ても吠えないような犬を想像するかもしれない。...
私は小さい頃から、変な夢を見ます。 変と行っても面白いや、おかしいとは異なった、怖い、恐怖です。 今から語るのは私が実際に経験した夢のお話しです。 その日はいつもと、何も変わらない日でした。特にこれといったこともなく、ただ 家でゴロゴロしていました。 ...
私の家系は代々鏡の中に黒い人影を見ます。母は結婚して私を産むまで時折黒い人影を鏡の中に見ていたそうです。私も結婚して子供を産むまで黒い人影をよく鏡の中に見ていました。 中学生までは怖いという感情がありましたが、高校生になると自分を守ってくれているのではと考える様になりました。母も見えていたと...
あれは、小学3年生の時でした。 その日は珍しく、皆よりも遅く給食を食べ終え、友達の待つ運動場へと向かうべく 急いで昇降口へ走りました。 昇降口へと近付くにつれ、いつもの皆がワーワーと騒ぐ楽しそうな声が大きくなっていきます。 廊下も、楽しそうな先生と児童の声でいっぱいです。 でも、おかしいんです...
オチの手前で文字制限がかかる… この『千日前』を投稿しようと思ったのも、7月3日にあった出来事がきっかけである。 8年前に、就職して間もない頃に体験した事を思い出すきっかけになった。 (※一応、鬼猫から20年後) 今年7月、現在は結婚して子供もでき、北摂の方に在住しており、趣味で茶道をして...
これは、私が中学2年生の時に体験した話です。 その時は、夜お留守番をしているときでした。 私は、リビングでソファーに座ってテレビを観ていました。 ソワァーの右側に座っていて、後ろはキッチンです。 分かりにくかったらすみません。 ソワァーに座ってテレビを観ているとキッチンの奥の方...
高校生の時に体験した話 友人の自宅のアパート裏に林がある。 林の中には少し開けた所に井戸がありなんとも嫌な雰囲気があった。 ある日、林の中には家があると先輩から聞きつけ友人達と探索に行くことにした。怖かったのでもちろん、昼間に。 武器と称してハンマーや、懐中電灯をカメラなど持っていった。 ...
地球温暖化という言葉が人口に膾炙して久しい。またそのメカニズムも広く一般に浸透しており、きょうび温暖化の説明もできない人間は正当な理科教育を受けたのか怪しまれるほどだ。 企業はこぞって低エネルギー消費をうたい文句にした〈エコ商品〉を販売し、国家間でも何度かサミットが開催され、二酸化炭素の...
その村には毎年その日だけ行けなくなる日があった。 帰省している人も、その日だけは出ていかなければならない。何が起きているのか知らないが、その村の人口は『とある事件』を境に増えも減りもしないのだそう。 江戸時代中期。その村には、ある地主が住んでいて、その娘は稀なる美女と言われるほどだったらしい。...
天明3年、浅間山は大噴火した。 噴煙は上空1万mまで達し、近くの村々で1200人もの死者を出した。 特に被害の大きかった鎌原村では、この村単体で477人もの犠牲者を出した。 噴火後も煙は約3ヶ月に渡り、上がり続け歴史的な大災害になった。 時は流れ、この大災害も昔話になってきた夏のある日...
高校2年の頃の話。 当時、週末になると仲間の家に泊まりにお邪魔するのが流行っていた。いつも4〜5人の連中で、カッコつけてタバコふかして酒飲んで、携帯なんてなかった時代だったけど、そりゃ楽しかった。 段々眠くなってくると、他校の女の子の話や彼女の話なんかになるのだが、その日に初めて参加した...
1.2023年2月19日(日)に見た夢 昭和の時代、大森辺りの工場街で小さな繊維工場を営み韓国国旗などを作っていた婦人がいた。実は彼女はKCIA【韓国中央情報部)のスパイだった。私もどこかの秘密戦士で、その婦人を仲間に引きこみ活動していたが、次第に追い詰められ、薬物を使って心中した。死に切れな...
※本当は村人は言葉大分訛ってるけど、分かりにくいから標準語でいく。 俺の実家は関東の田舎の村にあるんだけど、俺が高校2年くらいの時に、いきなり爺ちゃんに「出ていけ」って言われて強制的に県外の高校に転校させられたんだ。母親と親父も一緒に追い出された。マジであり得ないと思った。親父は元々村の...