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地元には、結構人が来る登山用の山がある。 その山は、結構大きく、登山用のコースと階段で頂上の社までスッといけるコースの二つがある。 その山は地元の人、管理してる山の責任者の人達の間でだけ、山の呼び名が違うんだ。ほとんどの人は、山よりも社の方で呼ぶし、そもそも山の名前すら知らない人も多い。 ...
いまから俺は実際の体験談をかく。 あんまり面白くないかもしれないからそんなに期待はしないでくれ。 ことの始まりは同じ地区に住むBの何気ない一言だった。 B 「おい、アカセツ村って知ってるか?」 Bはこういうことを言う変なやつだった。 まあ、どうせたいしたことないだろうと思い俺は言った 俺...
初めに言っておきます。 私自身、霊感があるわけでも幽霊を見たことがあるわけでもありません。 ですが不思議な体験はよくしてきましたので、その中の一つをお話させていただきます。 私の幼いころ、両親が登山が好きだったもので頻繁に連れて行かされていました。 普段は登山口まで車で行くんですが、この日は...
去年の夏に父と登山しに行った。 山の真ん中ら辺で休憩をもらった。 すると、父が誰がに導かれるようにすらすらと山の奥へ向かった。心配だったのでついていくと、大きな影があったので最初は熊だと思ったんですが、全然動かなかったので、ゆっくり覗いたら 50歳ぐらいの中年男性が首を吊ってたんです...身長...
10年前の話だ。 当時、大学の山岳部に入部していた俺は、休日でも、一人で山に入山してしまうほど登山に熱中していた。 ある日、俺は北アルプスにある白馬岳を、縦走するコースを上っていた。 その途中の事、 不意に背中を軽く叩かれた、そう感じた瞬間。 「はい触った、次はお前の鬼~」 子供?...
小学校低学年の時の担任の先生はクラスのみんなと仲が良く、昼休みになると一緒にサッカーをしたり鬼ごっこをしたりしていた。 私は放課後児童会に入っていた、それは仕事の関係で家に親がいない子供を延滞して預かってくれるところで、先生とは色んな話をしたり、お絵描きしたり、積み木で遊んだり...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 怠惰な性格なので、世間で推奨されてるような早朝発、昼過ぎ下山なんていうお上品なスタイルじゃなく、昼前出発、夜中下山がデフォルトだ。 陽が落ちてから果たして山のなかをうろつけるのかという疑問はあるだろうが、まあやってやれな...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 ここ数年で山岳遭難事故がやたらに取りざたされるようになった。日本アルプスに無謀な装備で突撃し、行政と民間の総力を結集した捜索活動が企図され、多大なコストを世間のみなさまがたに負担させる。同じ山屋として毎度申しわけないと思う...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 最初は暇な日常を彩るスパイスくらいに考えていた登山も、かれこれ10年近く続いている。とくに三重県と滋賀県の県境を南北に貫く鈴鹿山脈は、すっかりホームグラウンドになった。 それでもなお、しばしば考えられないようなミスをす...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 俺の場合、登山は単なる趣味であって、ライフワークなんかではぜんぜんない。山が好きというわけでもないし、温泉の薬味程度に考えているというのが本当のところだ。 それでも命は惜しいので、それなりに勉強したり体力づくりをしたり...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 いまからお話しするのは高峰に本格的なアタックを始めた駆け出しのころ、もう5年以上も前のできごとだ。 当時の俺は体力頼みの無鉄砲登山をくり返し、その都度危ない目に遭いつつもたいていはなんとかなっていた。地図の読みかたもろ...
俺は登山をする。歩くときは10時間くらい山中にこもってたりもする。 日本は国土の7割が山岳地域であり、ただでさえ狭い日本列島を圧迫している。利用できる平地は限られており、巨大な工場はもっぱら海外に建設するのがトレンドだ。そうした事情もあり、古くから山は身近な存在であり、米が不作の際に農民...
私は大学時代の友人Aと登山へ出かけた。 不幸なことに山頂に差し掛かったところで吹雪になり、視界がとても悪くなってしまった。 それでも下山しなければと言う思いでどんどん歩くのだが、一面真っ白な世界が広がるばかり。 結果、2人とも完全に遭難してしまった。 不幸中の幸いで携帯電話で救助を呼んだのだが...
私は心霊写真や怪談が子供の頃から大好きですが、霊体験はなく、また世の心霊現象や心霊写真のほとんどは錯覚か勘違いか夢か作り物、ただ中には稀に本当の心霊によるものがあるのではないかと思っている者です。 今回は私の母にまつわる話を書かせていただきます。 母は心霊好きな私と違い、「幽霊なんているわけ...
つい昨日のことだ。ほんの顔見知り程度の女性から、2年ぶりに連絡をもらった。 わたしにお礼をしたいのだという。ぜひとも直接会って話がしたいという。 わたしはいま、スマートフォンを前にして返答に迷っている。 * * * 2年ほど前、例によってわたしは山へ入って...
私の地元には、かつて大名が城を築き拠点としていた山があります。山といってもそんなに高くはなく、麓にきれいに整備された公園がある為、小学校の登山や遠足などのレクリエーションに使われていました。まさしく、その登山を終えた後の日曜日のことです。 その日、仲のいい2人とその公園で遊んでいました。キャ...
京都に弾丸旅行しました。数年前の秋に、ひとりで。 行きたかった観光名所はだいたい回ってしまい、15時手前でプランを消化してしまいました。 時間が半端なので、近くになにかないかなーと探したら、バスで1時間ほどの山の中に大きな滝があると。 いいね、山歩きして滝でも見てすっきり帰ろうと軽い気持...
わたしは25歳くらいから、かれこれ15年近く登山を続けている。 それだけやっていれば、命の危険を感じるような修羅場を潜り抜ける破目に陥るものだ。 これはつい最近、晩秋の鈴鹿山脈で実際に体験した出来事である。 * * * このところ仕事が忙しく、毎日終電帰り...
日本アルプスのうちでどこが好きかと聞かれれば、わたしは迷わず中央アルプスだと答えるだろう。 荒々しい岩稜と多数の名峰を擁する北アルプスでも、手つかずの自然が残っている南アルプスでもない。山脈の規模が小さい、3,000メートル峰がない、ロープウェイで庶民化されたなどと散々な言われようの中央ア...
以前、自殺しようとしていた女子大生を助け、そのお礼という名目で三重県の木和田尾登山口に呼び出されたことがあった(「お礼をしたいので1」、「お礼をしたいので2」参照)。 その際科学的に説明のつかない体験を強いられ、本件にはこれ以上関わるまいと誓っていた。 わたしの決心とは裏腹に、つい先日例...