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北陸の古い村で今も囁かれている不気味な話がある。 もう亡くなった大叔母が語っていた話を、ふと思い出したので記してみよう。 文章に自信はないので、読みづらい部分はご容赦いただきたい。 大叔母が幼い頃、友人にカズキという男の子がいた。彼は非常に気が短く、普段は明るい性格だが、少しでも気に障ることが...
名札を取り出したとき、何かが引っかかる感覚があった。 指先に触れたそれは、まるで冷たい金属のようで、心の奥に不安を抱かせた。名札には「高橋誠」と記されている。 当然のことだ。運転免許証にも、保険証にも、何もかもがそうなっている。 しかし、その名前が頭の中で繰り返されるたびに、胸に...
私が小学校五年生の時。 友達のリナとユウナは、学校の帰りに古びた図書館に立ち寄った。薄暗い館内には、所々埃をかぶった本が並び、誰もいない静寂が広がっていた。 二人は一冊の黒いノートに目を奪われた。表紙には「願いを叶えるノート」と書かれていた。 「これ、面白そう!」とリナが言い、ユウ...