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登場する名前は全員仮名。 会話もこんな感じだったって程度に綴る。 同僚の小林について、友人でもある同僚の佐久間から聞いた話。 小林は、男女共に人気のある奴だった。 頭がよく、仕事もできて人付き合いも難なくこなす、自分からすれば隙のない人間に見えた。 仕事で助けられたことも多々あって、お...
佐久間は、公立図書館の地下深くにある「保存期限を過ぎた行政資料」の裁断・破棄を請け負う専門の業者だった。 彼には、作業の精度を自らに課すための、奇妙な手順がある。 特定の古い管理番号——末尾が「0」で終わる茶封筒——を手にする際、彼はわずかに指先が震えるほどの高揚感を感じるのだ。普段は淡々と...