短編
駅のホームの可愛い女性

夏の旅行で田舎の電車に乗っていたときのこと。
とある駅に着くと、反対側のホームにセミロングのおろした髪に白い服を着た若い綺麗な女性がいた。
「可愛いなぁ」
俺はしばらく見惚れていた。
しばらくすると、電車が動き出した。
俺の乗っている電車は単線で行き違いもほとんどないため、あの女性は反対側のホームで何の電車を待っていたんだろうと少し気になった。
そしてネットで調べてみると・・
女性がいたホームは既に廃線になった支線のホームであり、一般人は立ち入れない場所だった。
俺は変だなと思いながらも電車に乗っていると、次の駅で。
あの女性がまた反対側のホームにいた。
しかも女性は、微笑みながら俺を見ていた。
この駅では反対側のホームにも入れるようだが、女性はどうやってここへ?
仮に車などを飛ばして先回りしてここに来たとしても、一体何のために?
しばらくすると、電車は動き出した。
そして次の駅では。
女性が給水塔の上に立って、勝ち誇ったように俺を見下ろしていた。
皮肉にもその姿は美しく優雅だった。
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