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邪視 コピペ

匿名 3日前
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いくなら、よっぽど逃げた方がマシだと思ったが、 叔父さんは昔からいつだって頼りになる人だった。俺は叔父を尊敬しているし、従う事に決めた。 それぞれ、グラサン・ペットボトル・軽目の食料が入ったリュック・手持ちの双眼鏡・木製のバット・懐中電灯等を 持って、裏山に入っていった。暗くなる前にどうにかしたい、と言う叔父の考えだった。 果たしてアイツの視線に耐えられるのか?望遠鏡越しではなく、グラサンがあるとはいえ、 間近でアイツに耐えられるのか?様々な不安が頭の中を駆け巡った。 裏山と言っても、結構広大だ。双眼鏡を駆使しながら、アイツを探しまわった。 叔父いわく、アイツは俺らを目標に移動しているはずだから、いつか鉢合わせになると言う考えだ。 あまり深入りして日が暮れるのは危険なので、ロッジから500mほど進んだ、やや開けた場所で待ち伏せする事になった。 「興味さえ逸らせば良いんだよ。興味さえ…」 「どうやって?」 「俺の考えでは、まずどうしてもアイツに近づかなければならない。だが直視は絶対にするな。  斜めに見ろ。言ってる事分かるな?目線を外し、視線の外で場所を捉えろ。  そして、溜めたしょんべんをぶっかける。それでもダメなら…  良いか?真面目な話だぞ?俺らのチンコを見せる」 「はぁ?」 「邪視ってのはな、不浄な物を嫌うんだよ。糞尿だったり、性器だったり…  だから、殺せはしないが、それでアイツを逃げされる事が出来たのなら、俺らは助かると思う」 「…それでもダメなら?」 「…逃げるしかない。とっとと車で」 俺と叔父さんは、言い様のない恐怖と不安の中、ジッと岩に座って待っていた。 交代で双眼鏡を見ながら。時刻は4時を回っていた。 「兄ちゃん、起きろ」 俺が10歳の時に事故で亡くなった、1歳下の弟の声が聞こえる。 「兄ちゃん、起きろ。学校遅刻するぞ」 うるさい。あと3分寝かせろ。 「兄ちゃん、起きないと 死  ん  じ  ゃ  う  ぞ  !  !」 ハッ、とした。寝てた??あり得ない、あの恐怖と緊張感の中で。眠らされた?? 横の叔父を見る。寝ている。急いで起こす。叔父、飛び起きる。 腕時計を見る、5時半。辺りはほとんど闇になりかけている。冷汗が流れる。 「00、聴こえるか?」 「え?」 「声…歌?」 神経を集中させて耳をすますと、右前方数m?の茂みから、声が聞こえる。 だんだんこっちに近づいて来る。民謡

後日談:

  • https://fumibako.com/kowai/story/1/12.html

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