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中編

山で

匿名 2日前
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怖くない 38
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これは2023年1/12に体験したことです。 怖いというか不思議なことでした。 俺は友達(以下Sとする)と大阪のとある川を上流の方の展望台へ行ってみようと言って自転車を走らせていた。俺はママチャリ、Sはロードバイク…。 2時間ほど自転車を走らせていると山が近づいてきて、ついには山に入った。道が舗装されてるとはいえママチャリでかなりの傾斜を行くのはきつかった。途中から自転車を押してじゃないと登れないくらいになってきた。 そしてしばらく進んでいくと、車どころか人も通らないようになった。周りを見渡してもこれ以上高いところがないくらいの場所でほぼ山頂だった。そこに着く頃にはもう日が落ちかけて薄暗くなってきていた。 俺たちは展望台を探して進んだが、辺りは霊園が多いことに気がついた。Sは怖がりでそれに怯えていた。 そして展望台へ向かうために通る道があり、そこは薄暗く木が生い茂り、古びた霊園の看板がある、いかにも幽霊が出そうな道だった。 S「なぁ、ほんまにここ通るん」 俺「怖いん?」 S「おん」 俺「まぁ大丈夫よ。行こか」 そうして俺たちはその道を進んだ。嫌な雰囲気の道は数百メートル続いた。そしてその道では特に何もなかった。 俺「もう道開けたやん」 S「あぁー怖かったぁ」 俺「ここからどう行くん」 S「ここを左に行く」 そうしてしばらく自転車を走らせた。そしていくつかの坂を下り、平坦な道に出て進んでいると生温かい空気を一瞬だけ感じた。そしてSもそれは感じていた。俺たちは止まった。 俺「え、今の温かいの何?」 S「うわ、俺だけかと思った」 俺「周りに建物どころか煙とかもないもんな」 S「もぉ怖いって」 俺「幽霊に当たったんちゃう?笑」 S「もうええて…」 周りにはそんな温かい空気が出そうな所はなく、原因は謎だった。 そしてそんな会話をして俺たちは再び進み出した。その嫌な空気を感じてからずっと誰かに後ろをつけられてる感覚があった。辺りはもう暗くなっていた。 S「展望台もうすぐやで」 俺「マジで?」 S「なんか脇道入らなあかんらしい」 俺「OK」 しばらく進むと展望台の看板と道が見えた。そこは自転車では通れなさそうな細い道で舗装もされていなかった。道の左側はフェンス、右側は少し崖という危なめの所だった。そんな道を3分くらい進んでいくと展望台と思わしきものが見えた。 俺「お、これちゃう?」 S「多分そうや。登ろ」 そこを登ると大

後日談:

  • 読んでいただいてありがとうございました。景色はとても綺麗でしたが、皆さんも山へ行く時は色々気をつけましょう。

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