
短編
赤い服の女
匿名 3日前
chat_bubble 0
1,114 views
これは私が中学生の時の話です。
私には一つ年上の霊感のある姉がいます。
その日は姉の部屋の2段ベットで一緒に寝ていて
寝る前に恋愛の話でとても盛り上がっていました。
すると
その合間にシーンとした時間が一瞬あり、
次の瞬間、、、
『ウフフ』
と笑い声が、、、
私は姉が笑ったのだと思い触れませんでした。
すると姉が、
姉「今笑ったのってA子だよね?」
私「え?笑ってないよ?お姉ちゃんじゃないの?」
姉「え?笑ってないよ、、」
私「じゃあ今の誰、、、?」
2人「きゃーーーーーーーーー!!」
すると姉は下の段だったのですぐさま
部屋を出てしまいました。
私も怖くて逃げたかったのですが、
声は出るのに動けないのです。
すぐにこれは金縛りだとわかりました。
私「お姉ちゃん!!助けて!待ってよ!!」
そう叫びましたがもう姉はいません。
その時上に誰かが仁王立ちしてこちらを
みているかのように見えたのです。
時間にすると1.2分くらいしか動けなかったのですが
もっと長く感じました。
その後動けるようになった瞬間ハシゴを使わずに
落ちるように2段ベットを降りました。
一階にいた母にパニック状態で
状況を説明するも隣の人じゃないのかなどと
言われ、全く信じてもらえませんでした。
後日談:
- その後日、 姉となんて聞こえた?と答え合わせをしました。 するとやはり全く同じ笑い声を聞いていました。 幼い私が怖がると思いその当時は 話さなかったそうなのですが やはりあのアパートというか 私たちの住んでいた隣の部屋に こちらの部屋をのぞいてくる 赤い服のとても怖い顔の霊がいたそうです。 その笑い声の正体はその霊で 私たちに危害を及ぼそうとしていたのでしょうか、、? そのアパートを出てしまった今 知る由もありませんが、 今もそのアパートはあり、今も誰かが住んでいるそうです。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。