短編
夜食をはこぶ母
匿名

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夜食をはこぶ母
匿名
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女の子が試験をひかえ、自分の部屋で夜遅くまで勉強していた時の事。
夜中の2時ごろ、ノックの音がした。
トントントン!
「夜食を持ってきたからドア開けて」
母親の声だ。
ちょうど集中していた時だったので、すぐには開けないでいたら、少し強めにたたいてきた。
ドンドンドン!!
「早く開けろ」
•••声色が変わった。
不気味でなんだか怖くなったので、そのまま開けずにいたら、
「だから開けろって言ってんだよ!」
ドンドンドンドン!!!!
男の声になり、ドアをたたく音がよりいっそう激しくなった。
ふと思い出した。
母親は旅行に行っていて、家にいないはずだ••••••。
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後日談:
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