
中編
15日に行きます。
匿名 3日前
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友人だけが居なくなっていた。
コップが二つあり、さっきまで座ってたであろう座布団もある。なのに、どこにもいないのだ。まるで、蒸発してしまったように・・・。
3日が経ち、友人は行方不明として警察が捜索したのだが、どこにもいなかった。
そして今日が1年前友人が行方不明となった日だ。
忘れもしない。忘れたくとも脳がそれを許さないのだ。僕は寄り道をせず、会社から直接家に帰ることにした。
僕の家は22階なので、エレベーターに乗らなければならない。ガラス越しに僕の部屋が近づいてくるのがわかる。
その時、僕は異変に気付いた。
何かがいる。何かが・・・。
目を凝らしても良く見えない。自分の階につき確かめようとした時、その「何か」はきえた。 いや、
消えたのではなく、僕の家に入って行ったのだ。
吸い込まれるようにして、僕はドアを開け電気をつけた。やはりそれはいた。
人のようだが、なぜか暗くて良く見えない。ただ呆然と見つめているとその者はこちらを振り向いた。
顔は見えない。が、とても憎悪に満ちた顔だということは、何故かわかった。
それはゆっくりと近づいてきて、僕に言った。
「ぁのことを わかってぃてぼくを一人に したのぉ?」
はっきりと顔が見えた。
一人で留守番していたクラスメートだ。
「ゆるさないっ」
そういい、僕の首を絞めた。
僕は抵抗することもできず
意識はあっさりと僕の体を手放した。
この怖い話はどうでしたか?
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- 意識を手放して んで どうなったの?K
- 怖い怖い!一緒にコンビニいってあげようよ!りこ
- 中山市朗の声怪談の劣化改変じゃねーかアホか
- ↓↓↓ ね。同じく。だからさ、本当の実体験じゃないんだょね きっと。K
- 飲酒運転…えみ
- 一緒に出掛けろよ〜うんこりん
- 怖かったです悠馬
- 「意識はあっさりと僕の体を手放した。」 この表現が秀逸です。フルボッコ
- とにかく友人さんが可哀想です。 一緒にコンビニへ行ってれば…。・゜・(ノД`)・゜・。武蔵
- え、?とめいとぅ