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中編
おばあちゃんの教え
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おばあちゃんの教え

2017年3月27日
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私が幼稚園を卒業するか、という時期の頃のお話しです。とても昔の話なので、覚えていない所もあります。実際きいた話よりも短いです。

私とおばあちゃんは、お茶の間で話をしていました。おばあちゃんは白い着物を着て、ちょこんと星座して、私に昔話を話ました。

昔、この家の建っていた所には、今よりもっと大きな家が建っていた。

7人家族で、お父さんとお母さん、おじいちゃんとおばあちゃん、そしてお兄ちゃんに弟、末の妹、みんなそれは仲良く暮らしてた。

お兄ちゃんは弟と妹とは歳が離れてて、学校に行きながら、お父さんの仕事の手伝いをしていた。

ある日、夕方にお兄ちゃんが帰ってくると、弟と妹が庭で遊んでいた。2人はお兄ちゃんに遊んでくれるように頼み、3人は一緒に遊びはじめた。

すると、庭の隅の植え込みがガサガサと揺れて、そこから白蛇がチョロチョロと出てきた。

弟は、棒で蛇を突っついたりしてキャーキャーと叫びながら走り回っていた。妹もそれに続き、蛇を虐めた。兄は乗り気では無かったが、2人が蛇に噛まれないように見守っていた

だが妹が、蛇は植え込みから出てきてピクリとも動かない事を兄2人に告げた。

弟はつまらなくなったので、

蛇を「どうやって殺すか」という話を持ち出した。

石で潰して殺す。川に沈めて殺す。踏み潰す…

色々考えた結果「燃やす」ということにした。

兄は家から新聞紙を持ってきて、蛇を包むように被せて、ライターでその新聞紙に火をつけた。

普通生き物なら、体に痛みを感じれば、のたうち回ったり悲鳴をあげたりするものだが、その蛇は一つも身動きせずじっとしていた。

新聞紙の火が燃え尽きかけた所で、弟が蛇に近づくと、蛇が「キイイィィィ!」といった女性の金切り声のような声(?)を出し、焼けただれた鱗に真っ黒な新聞紙が張り付いた身体をぐるぐるとひねり込み、どす黒い球体のようなものになった。

驚いた弟と妹は家に逃げ込み、兄はその黒い塊を家の隅に埋めた。

その日の夜、妹が厠(まだ外にあった時)に立った時、妹は家の奥に青白い光を見た。

不思議に思った妹が恐る恐るその光に近づいてみると、家の柱(一番重要な部分)が真っ赤に燃えていた。

妹は泣きながら祖父を起こし、全員で消化作業にあたった。

火が消えた後の柱の下には、無数の鱗が落ちていたとか。

それから何度もその家は火災にあって、家族全員が死んでしまったらしい。

実は、私にこの話をしてくれたおばあちゃんは私のおばあちゃんではありません。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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