
中編
踏み入れてはいけなかった場所
匿名 2日前
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れ」「祓ってやってくれ」とお爺さんに話してた
その後はすげー呪文みたいなの唱えて、お守り渡されて、トントン拍子
物凄く恐怖、激怒、不安、哀絶にまみれてた兄貴の顔も少し安らいでた
その後俺は母さんと父さん、兄貴と一緒にばーちゃんち離れて都会に移り住んだ。
今まで話したことは俺の少しの記憶と母さんに聞いた話をまぜたものな。
俺が成人してふと、この出来事思い出してさ。
母さんに聞いたわけ。
なんで引っ越したか聞いたら
「バレないようにするため。」って言われた。何から?
だけどあの蔵について聞いても母さんは何も答えてくれなかった
ばあちゃんも3年前に他界。
この出来事を知るのは母さん、俺、兄貴だけになった
この前兄貴と飲む機会があったからこの話したんだよね。
ついでに兄貴は何に怒鳴ったたのか聞いた。
兄貴はこう言った。
「俺さ、なんであの蔵に入ろうとしたか分からないんだよね。」
「え?兄貴が言い出したんじゃん」
「いや、なんて言うか近づくまでは絶対入りたくないって思ってたのに近づいた瞬間、何かに呼ばれるみたいにすーっと意識が蔵に行ってさ。
何故かは分からないけど踏み入りたかった」
何だかこの瞬間嫌な気がして俺は兄貴に話を辞めるよう促そうとしたがおそかった。
兄貴は震えながら話した
「そこで見ちゃったんだよ。"アイツ"をアイツはフタバ(俺)を連れ去ろうとしていて。
だけど絶対やばいって思って。止めてたらいつの間にか標的が俺になってて…
ばあちゃんが来た時は凄い安堵したよ。
アイツが嫌そうな顔してたから。」
「だけどさ、終わんなかったんだよ。
あのお爺さんちの行く途中もずっとずっとアイツの顔が離れなくて!」
「今も忘れられないんだよ」
またすぐ俺達を狙いに来るんじゃないかって…ね。
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- お爺さんのお墓が家の近く(敷地内?)あることをまず説明しないと。あ