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中編

あれは一体何だったのか

匿名 2024年5月5日
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私が小学生の頃のことです。 その当時、スマホが一般的になり親のガラケーがスマホになる際、一緒に買ったら料金が安くなる(?)からと家に家族共有の タブレットが来ました。そして私は見事にタブレットで動画を見ることにハマりました。 当時は、部屋に持っていくということをしていなかったので、親に「早く寝なさい」と言われるとタブレットを一階の和室に置き、二階に上がるという生活でした。 そんなある日のこと、いつものようにタブレットで動画を見ていると、母に「もう遅いから早く寝るんで」と言われました。いつもなら、すぐに二階に上がるのですがその日はまだ見ていたいと思い、その後も見ていました。 そんなふうにしていると、いつの間にか11時になっていました。電気もつけずに見ていたので部屋も真っ暗で外の月明かりでようやく物の場所が見えるといった感じでした。急に恐怖を覚えた私は、(ママの部屋に行きたい、だけどなんかいたらどうしよう)と思いながら、超ビビリなので電気をつけることもできず和室で寝ることを覚悟しました。だけど、いつもと違う場所で寝るからか全く寝付けず、寝れない と焦りのようなものを浮かべていました。  そんなことを思い浮かべ、眠気が来ないからと畳の上で横になりながら、窓の方を見ていると窓に黒い人影が通り過ぎていったんです。 心のなかで(何今の、人影?不法侵入?女っぽかったような)と思ってました。今でも覚えている記憶を頼りに思い出すと私の家の車が止まっている方から家の裏、ガスやら電気のがある方面に女性?が通り過ぎていったことは確実に覚えていました。あとは、髪が長かったような〜などのほんとに見たかわからない特徴もあります。 いや、たまたま通り過ぎたんじゃないの と思われた方もいるとは思うのですが、私の家はド田舎でしかも山の頂上付近に立っており、周りを道路に囲まれた高い位置にあるので、家に行くには急な坂を登る以外はくさの生い茂っている斜面を登るくらいしか方法がなく、なおかつ周りの家には80代の御夫婦、30代の男性、あとは、空き家や別荘で、別荘の方もその時期はおらず、御夫婦や男性も良い方で11時に坂を登って家の窓を通り過ぎるとは考えづらいのです。 結局、鹿が通り過ぎたのだと自分を納得させてその日は眠りにつきました。 数日後、その日のことが記憶に残っている私は両親とのご飯中、「そういえば前、鹿か何かがそこの窓通り過ぎてったんだよね」 と、あの日のことを話してみました。 すると両親は、ほんま!?と半信半疑な様子でした。「うん」と嘘は言ってないのでそう返すと 父が「どんな影やったん」と聞いてきたので、 「窓のこんくらいのところまで高さがあった」と当時を振り返って窓の四分の三くらいのところに指を指しました。 母は、「えぇ〜やめて〜、不審者〜?」と怖がっているような怒っているような声色でそういいました。 すると、父がちょっと見てくると立ち上がり、家の外に行き、窓の下に立ちました。窓の下、そう 窓の下 です。 父の身長は180㎝、その父でも窓の下に立つとギリギリ鼻が見えるくらいでした。私が見た人影は、窓の半分以上の身長を持っており単純に考えると250㎝は超えています。そんな鹿はいませんし、そんな女性もいません。 父は「この窓外からだと結構高い位置にあるから、ユズの指したくらいのなんておらんで」といいました なら、いったいあの人影は何だったのでしょうか

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