本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

呪詛

えい 3日前
怖い 756
怖くない 554
chat_bubble 4
39,132 views
戻っても 近隣の人からは 家の増築 或いは リフォーム程度と思われるハズです。ですから…あなたももう忘れて この現代を最期の時が訪れるまで 生きて下さい。」 老婆は 両手を顔にあて 身体を震わせ泣いていました。事実を知っている最期の1人として見守ってきた きっと 1人 また1人と事実を知る者が亡くなる度に……知る者が口にしたであろう言葉に 老婆は怯えていたはずです。 「祟られた。呪われた。」と……。 後日…私は再び 彼の家を訪ねました。 しかし……彼はいませんでした。きっと 引っ越されたのだと 思います。 ○○さんの事情を知らない親類の方に 適当な理由を付けて家に上がらせて貰い 床板を剥がし 土を掘り返し 壺の様な物を2つ回収しました。 ( 適当な理由 : ○○さんが誰かに呪術を掛けられたと相談を受けた。多分 床下に 壺の様な物が埋まっているハズです。と 言い 実際に壺が出た時は親類の方が驚いていました。絶対 疑わしく見ていたはずですから…。 ) それと 井戸に葬られた 人達を総て水晶に移し 土地に眠る 呪詛を持ち帰り 今は 私の手で供養を続けています。 アレが 何かを 言いながら 家の回りを 徘徊する。 それは……悲しくも 寂しくも 愛おしくもある 声で…繰り返し 繰り返し 呟きながら…探し求める。 「 お母さん……」 「お父さん……」「お母さん……」 と…

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(4件)

  • まだ、これを見ているのであれば、返信してください。とても悲しいお話ですね、、、、
    白狐
  • 匿名さん。 サキさん。 コメント有り難う御座います。 今現在は こう言った事は 余りありませんが…昔は それこそ 全国各地で実際に行われていた事です。 そして…今 昔の方々が行った 「呪詛 」の後処理を現代人が行っているのです。 曰くつきの所は箇所々で 手厚く祀られていたりもします。呪いや祟り等は 次第に薄れて行くものでは有りますが……それには 何十 何百 何千年と掛かる場合もあるので 後を任される事の方が 大変な事です。 こう言った場所は 目に見て分かるだけでは無いので 無闇に 心霊スポットだと出向き 障りを貰う場合も少なく有りません。
    紫雲
  • 非常にリアルで、ローカルな怖さに彩られた話ですね。
    サキ
  • こういう問題を抱えた地域は沢山あるんでしょうね。子供たちの魂が安らぎますように。
    匿名
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.2.48

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...