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長編

山中のキャンプ場

匿名 2日前
怖い 34
怖くない 34
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いの?それってどこの班なの?」先輩「6班だよ。6班のテントだけね出るんだって。毎年この班になった子達は何かしらを見てるんだって。」 当時の私は、何度か心霊現象を体験してしまっていたこともあり怖い話やお化け屋敷等、とにかく怖いことは全般的にダメなタイプでした。 私「え、じゃあこの班ってヤバいってこと…?たまたま6班なだけでテントはその曰く付きのテントじゃないかもしれないよ…!!きっと…」 とこの時の私は苦し紛れな言葉をはきました。そうでも言わないとあんなにも楽しみにしていたキャンプが楽しめないと思っていたからです。この言葉を言った後、すぐに説明会が始まり詳しい詳細を聞けないままメンバーとの会話は終了しました。 夏キャンプの説明会が開始され、次々とどのようなスケジュールなのか、どんな場所でのキャンプなのか、レクや竹細工等、詳細なキャンプの説明がされていき私は聞けば聞くほど楽しみになっていき、さっきの話を少しずつ忘れていきました。 そして夏休みが始まり、キャンプの日まで塾に通ったり友達と花火大会行ったり、お家で家族とほんとにあった怖い話をみたり等して充実した夏休みを過ごしていました。そんな日々を過ごしていき遂にキャンプの前日になりました。母と一緒にどんなキャンプでね竹細工とかするんだって!と会話しながらキャンプ用の荷物を詰めていた時にふと説明会の前に話したお話が頭をよぎりました。私の父は霊感がすごく強かったので、ちょっとした小話程度の気持ちでその話を父にしました。 私「あのね、説明会の時にね同じ班のメンバーで話してたんだけど、私が泊まる班のテント曰く付きなんだって。」 父「ふーん、どんな風に?」 私「なんかね、出るんだって。毎年。6班になった子達は見るんだって。」 父「気にした方が負けだよ。例えほんとに出るとしても意識しなきゃ大丈夫だから。楽しんでこいよ。」 私「そうだよね。うん。」 きっと大丈夫。あんなに楽しみにしてたんだから。とそう思いながら、次の日に備え私は寝ました。 翌朝、ついにキャンプ当日を迎え私は前日に準備した荷物を持ち集合場所である、駅に向かいました。皆で一斉に電車に乗って山の中にあるキャンプ場の方面に電車で下っていきました。キャンプ場の最寄りの駅に到着したら、そこからはバスでキャンプ場へ向かいました。電車でもバスでもずっと友達とお喋りをして今日からの1泊2日をすっごく楽しみにしてました。バスはどんどん山

後日談:

  • その後も何度か夏キャンプへと参加させて頂きましたが、あの時と同じ体験は1度もしていません。 私が中学生になった頃、夏キャンプは廃止となり二度とそのキャンプ場へ行くことは無くなりました。 今でもあの時の体験が忘れられず、私に何度も見てと言ってきた友達にその時の話をしても1ミリも覚えておらず、意味がわからないという顔をされます。 もしかしたらあの時、友達は操られていたのではないか、あの時の女性はなんだったのかと時々今でも思い出してしまいます。

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