
短編
真夜中の見てはいけないモノ
匿名 2日前
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これは、わたしが中学2年生の夏にあった話です。その頃は大会が近く,毎日遅くまで部活をしていたこともあり,とても疲れ切っていたと思います。いつものように寝る準備をし,ようやく眠りにつき夜中の3時くらいになりふと眠りから覚めました。するとなぜか足首より下の方がベットに沈んでゆく感覚があり,変だと思いましたがわたしはすぐさまそれが金縛りだと気が付きました。体はぴくりとも動かないけれど幸いにも目だけは開けることができました。ですがこれが幸いだと思ったことは大間違いでした。何故なら目を開けた瞬間自分の体に覆い被さるような白いワンピースの女がこっちを見ていたのですから。女はわたしに何かを言っているかのように口を動かしていました。とても怖くなり目をつむろうと思いましたがどうしてのことか,全く目が動かない。まるで女にわたしが女を見らことができるように仕向けられているようでした。でも1分も経たないうちに金縛りが解ける感覚があり女もそのうちにわたしの視界から消えました。それから部屋の電気をつけ朝まで恐怖で眠ることができませんでした。世の中には見てもいいものと,見てはいけないものがあります。皆さんもわたしのように見てはいけない恐ろしいものを見てしまうことがあるかもしれませんね。
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