
中編
夜中の訪問者
匿名 2日前
chat_bubble 0
1,806 views
? 302じゃないの? ・・・・なんだ~。」
女は携帯電話をしまって、「本当にごめんなさい、部屋、間違えちゃった」
と僕に何度も頭を下げて部屋を出ていった。
あっけに取られた僕が我に返って窓から下を見下ろすと、アパート前の道に一台の黒いワンボックスカーが停まっていた。
僕は外に出てその車の運転席を覗き込んだ。
黒いスーツ姿の若い兄ちゃんがウィンドウを下げてぺこりと頭を下げてきた。
僕「なんか、来たけど・・」
兄ちゃん「ですよね。すんません、部屋、伝え間違えちゃってて」
僕「めっちゃ怖かったんだけど、なんなの?」
兄ちゃん「夜這いプレイです。ほんと、すんませんでした」
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなと学んだのと同時に、ちゃんと部屋を施錠するきっかけになった出来事でした。
でもあの女の顔があった瞬間、本当におしっこちびりそうなくらい怖かった・・。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。