
私には、小学生の息子がいます。これは、息子が幼稚園に通う前に出会ったママ友の話です。
その頃、私は新しい街での子育てに悪戦苦闘していました。実家は遠く、友人もほとんどいないため、地域の公園や児童館に息子を連れて遊びに行く日々でした。
そこで出会ったママ友は、同じように地元から離れていたため、すぐに意気投合しました。ある日、私たちは一緒に公園へ行く約束をしました。楽しみにしていたのですが、前日の夜、不思議なメッセージが届きました。
「明日、あなたの息子がどんな服を着てくるか教えてほしい」という内容でした。私は少し戸惑いながらも、息子が着る予定の青いパーカーと黒いズボンを伝えました。
そして当日、約束した公園に到着すると、彼女の息子がまさに同じ服装で現れました。思わず「お揃いだね」と言うと、彼女はにっこり笑いながら「偶然だね」と返しました。
その日は特に気にせず遊びましたが、その後も公園に行くたび、彼女の息子はいつも我が家の息子と似た服装で現れるようになりました。時には、私が選んだ服をわざわざ用意してきたこともあり、私は次第に不安を感じるようになりました。
その後、彼女が「またお揃いの服を買ってきたよ」と言った時、私の中に冷たいものが走りました。子供たちが遊んでいる間、私は彼女の目を気にしながら、少しずつ距離を置くことにしました。
そして、しばらくして彼女たちは引っ越してしまいました。今はもう会うことはありませんが、あの時の不気味な出来事が頭から離れません。もし、彼女がまだ近くにいたら、どうなっていたのかと思うと、背筋が寒くなります。彼女の中に潜む「何か」を感じてしまったからです。彼女の目には、どこか冷たい光が宿っていたのを、今でも鮮明に覚えています。何かが違和感を抱かせていたのかもしれません。私は、あの約束が恐怖の始まりだったのだと、今でも思っています。
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