
聞いてほしい。 私は大学生で、冬の休暇を利用して実家の山荘に一人で過ごしている。普段は家族と賑やかな時間を過ごすが、今回は静かな夜を楽しむつもりだった。 そんなある夜、ふと目が覚めると、インターホンが鳴っていた。 時刻は深夜の2時。外は雪が降り積もっていて、静まり返っている。最初は夢かと思ったが、確かに『ピンポーン』という音が響いてきた。ヘッドフォンをして音楽を聴いていたため、友人の声はかすかに聞こえた。友人が「今、インターホン鳴った?」と聞いてくる。 確かに鳴ったが、そんな時間に誰が来るのかと不思議に思った。私は一度、リビングに降りることにした。階段を下りながら、外の暗闇を気にして目を凝らす。 リビングに着くと、母が台所で何かをしていた。 「何かあったの?」と聞くと、母も同じようにインターホンの音を聞いていた。 「誰かが来たのかしら。」 私たちは外を確認したが、誰もいない。母は「故障かもしれないわね」と言い、私も納得した。 翌日、母は業者を呼んでインターホンの点検を依頼したが、特に異常は見当たらなかった。業者のおじさんも「おかしいですね」と首をひねっていた。 食卓でその話をしていると、母が「カメラ付きのインターホンに変えればいいんじゃない?」と提案した。私たちは賛成し、週末に家族で電気店に出かけ、新しいインターホンを購入した。 新しいインターホンが取り付けられた日、私は早速、夜の録画機能を試すことにした。親が帰宅した際に、インターホンを押してみると、画面に親の姿が映し出された。 「これで夜中に誰が来ても大丈夫だな」と私は思った。 それから数日後、再び夜中にインターホンが鳴った。 今回は録画機能で映像が確認できる。ドキドキしながらリビングに降りると、母が既に映像を見ていた。映像を確認するために再生ボタンを押すと、画面には真っ暗な映像しか映っていなかった。 「何も見えないじゃん」と母が言うと、私も同意した。 その夜、私たちは「次は必ず映るはず」と期待しながら眠りについた。翌朝、家族で朝食をとりながら、インターホンの話をしていると、母が「今度はライト機能を使ってみたら?」と提案した。 その晩、私はライトを設定し直して、インターホンの前で待機した。すると、またもや『ピンポーン』という音が響いた。心臓がドキドキする中、録画を再生する。 映像が映し出されると、そこには……なんと、普通の人間の姿が映っていた。驚愕した私と母が瞬時に顔を見合わせる。誰かが本当にここに来ていたのだ。 その後、私たちは警察に連絡することに決めた。夜中に何度もインターホンを鳴らされるのは怖いことだ。 友人にその話をすると、彼は「きっと悪戯だろう」と笑っていた。しかし、私は心のどこかで不安を感じていた。 その数日後、またしてもインターホンが鳴った。今度は準備万端で待機し、再生ボタンを押す。映像には驚くべきものが映し出されていた。 その瞬間、私は息を呑んだ。映像には、私の知らない人影が映っていた。後ろ姿は見たことがないが、あまりにも不気味で、どこか懐かしい気がした。 その後、私は友人に電話をかけ、映像の内容を伝えようとしたが、言葉にできなかった。結局、私はこの映像を母に見せることにした。 そして、母も映像を見た瞬間、顔色が青ざめた。私たちはこの真相を確かめるために、近くの山に行くことにした。 そこで見つけたのは、過去に行方不明になったという村人たちの噂。私たちはこの件が決して悪戯ではなく、私たちの周りに潜む何かの仕業であることに気づいた。 しかし、何が起こったのかは、今でも謎のままだ。
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