
20代中盤だったと思う
正月明けに友達から飲みに誘われていったバーが薄暗く客が居ない。所謂オネェ系のバーでマスターがまずゲイだった
まだ世の中がLGBTQの概念がない時代だったので正直、気持ち悪いなーと。
今までの人生でゲイの人に会うの初めてだったので多少面食らったが話し方さえ気にならなければ普通のひと
友達とマスターの三名でワイワイ酒を飲んでいたらマスターの携帯が鳴り、五分ほど話した後に自分たちにこう言った
「今から女の子たちが団体でくるんだけど良かったら一緒に飲まない?」
自分と友達はその時、彼女いなかったので勿論OKの返事
30分くらいで来るとのことで「正月そうそうラッキーだな!!」「団体ってくらいだからかわいい子、絶対いるよな!!」と期待と股間を膨らませながら酒を煽る
暫くするとドアが開いて複数名の声で「こんばんわー」と。その瞬間、自分と友達は即座に目を向け、開いたドアに釘付けになる
そこには真っ赤なダブルのスーツのワンレンボディコン(今のひと分かるかな?)所謂バブルの時にいたディスコで踊っていたお立ち台ギャルと呼ばれる昭和後期の出で立ちの40代後半女性が出てきた
心の底から「マジかよーー期待させんじゃねーよ」と叫びそうになったが後ろから若い綺麗な女の子4名くらいが出てきた
その瞬間、友達とハイタッチ。そのダブルスーツの昭和ギャルは所謂スナックのママで女の子たちは従業員。
タダで可愛い子たちと飲めるし、あわよくば連絡先交換もしてと二人でヒヒヒヒと卑猥な思考回路を巡らせていた。
コの字に設置されていたソファーに団体が座り、ドリンクを配りながらゲイママが「あそこの二人も友達なんだけ一緒に飲んでいい?」と言うとギャルママ「大勢の方が楽しいし、こっちは全然オッケーよ」との反応。即座に「ありがとうございまーす!!失礼しまーす!!」とどっちもにやけ顔で着席。
自分と友達は女の子の間に挟まれる形で飲み会スタート
右も左もかわいい子で正月早々良いことあるわ・・・と感激して、乾杯しながら自己紹介しようとすると右に座っている女の子から「あれ?何々君じゃない?」と。名前を呼ばれた
まじまじとその子を顔を見るが全く見覚えがない。???て顔をしていたら「ほら、高校一年の時に同じクラスだったHだよ」と。
名前は伏せますがHの名前は完全に男の名前である。フルネームで言われて思い出したのだが高校一年のクラスメイトに確かにその名前はいた。
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