
長編
僕の実家と白い女
十六夜。 2015年8月29日
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この話は僕が実際に体験したことです。
僕は小さい頃に親が離婚して、母親に引き取られ母方のおじいちゃんおばぁちゃんの家で育って来ました。
僕の親がまだ夫婦だった頃は違う場所で暮らしていたみたいですが、僕にはその記憶が全くありません。
なので、僕にとってわじいちゃんばぁちゃんの家が実家でした。
僕には霊感があったようでそれににきずいたのが小学三年のときでした。もともと感受性が強いと言われていたので少し周りの子たちとは違っていました。
まぁ、ここからが本題の霊視体験です。
小学四年の夏休み自由研究所の題材を実家のパソコン室で調べているとメシッと階段がきしむ音がしました。僕の実家はそこそこ広くて座敷にリビング物置部屋が一階に二部屋二階にも部屋が三部屋あり洗面所トイレも二階にもあります。僕の居たパソコン部屋は一階にある物置部屋で冷蔵庫とタンスが置いてある部屋でした。その部屋を出ると廊下があり突き当たりにはトイレ左側が座敷で右側に二階へ上がる階段がありました。その階段がメシッときしみ、僕は母が降りて来たのだと思いました。階段の方をみてみると、誰も降りて来ませんでした。視線をパソコンに戻そうとした時またバキッと階段がきしみすぐ視線を戻すと白い布のような服?をまとった女が滑るように降りて
真正面の座敷に入って行きました。いかに子供でもその女が母かどうかぐらいはわかります。ましてや白い布をまとった女が滑るように降りてくるなんて、この世のものでは無いことは分かります。僕は硬直してしまいました、一刻も早くこの場を離れたいと思いパソコンをつけたまま二階へ走りました。二階の部屋では母がテレビをみていました、何も変わったようすはありませんでした。僕の母は霊感など全くなく母自信もその類いは見たこと無いと言っていました。ただ見えないからと言って恐怖が無い事はなく見えなくともその部屋に何が居たとすると誰だって怖いはずです。僕は何が見えても言わない言ってはいけないんだと心に押し込み黙っていました。
数日がたち、僕は二階で昼寝をしていました窓を開けて扇風機をかけ暑いのは暑いけど心地のよい暑さでしたとても天気がよくカーテンも風に揺れセミも昼の暑さに黙り込んでいました。僕はうとうと眠りうになっていたとき、顔の辺りを何がフワーッと撫でていきました。少し目を開けて見ると
白い布の女が部屋から出ていくのが見えました。その時は恐怖感もなくそのまま寝てしまいました。その日の夜二階で夏休みの宿題をやっているとどこからか視線を感じました。いやどこからかと言うより部屋の外の廊下にある窓が無性に気になりましたまぁ、みたときは何もなくて、何だ?と思ってしまいました。気になるので何度も見ていました、すると三度目位に窓の外に顔が二つ並んでました。はっきりとは見えないのですが顔がでした。少し目が合いすぐにそらしてまたみてみると、まだいましたさすがに怖くなって部屋のドアを閉めました、すると後ろでテレビをみていた母がなんで閉めるんやーと聞いてきました、とっさに煙草の煙が下に行かんようにと言ってみましたが、……また見えたんかと言われてまい黙ってうなずきました。でも何が見えたかだけは絶対に言いませんでした。
そんな日々が続き心配した母が霊感のある母の兄の嫁さんが家に来たとき話してみると、この家はすごいのよ……いるだけで頭がいたくなるくらい……正直いまも頭痛がすごいの体もだるいし……嫁さんは見えない分肌で感じることができるそうなのです。何かないのかと母が言うとお世話になってる霊媒師の人がいるのでその人にみてもらおうと言うことになりました。
まず家で僕が見たところを写真んでとり僕も写真でとられ送ることに、数日して嫁さんから母に僕とおばぁちゃんを連れて出きるだけ早く会いに来てくださいとの連絡がありました。幸い夏休み中なので僕とばあちゃんはいつでも大丈夫、母はすぐに休みをとり急いでその人の所へ向かうことに。母とおばぁちゃんと僕の三人で電車に乗っていると突然耳鳴りがして片耳が痛み始めました。少し顔を歪めながら電車に揺られ駅をでるとすぐ母の兄さんがいて車での移動になりました。どれくらい乗っていたかわ分かりませんがとある家の前まで来ていました。ここが霊媒師がいるところのようで車を降りて家に入りました。入るなり、いらっしゃい君奥の部屋においでー。とその人と二人で別室にいき少し話をしました。話の内容は何ともないことで5分10分くらいで終わり、母とおばぁちゃんも別室にやって来ました。そしてまず先日送った写真について説明をしてくれました。
トイレの前、二階廊下の窓、パソコンの無い方の物置部屋と僕の写真。まずトイレの前とパソコンの無い物置部屋はこの話の中にはありません文中のそんな日々が続きで省略しました。トイレの写真に1人、物置部屋に1人、まぁこの二つは地縛霊でしょうとのこと。ただ問題は二階廊下の窓の僕の写真。まず二階廊下には二つの生首があります。……絶句してしまった。まさか自分の家に生首だなんてだれも考えないし、僕がみたのは外に顔があって胴体が見えないのてはなくて内側にいてそれが生首だったと言うと頭ががクラクラしてしまいました。そして僕の写真には女が写っているとそれは守護霊ではないとのことでした。察しがつきました白い女だと、次の瞬間、……今もそこに……と霊媒師が呟きまっすぐ僕を見ました。案外驚きませんでした。なぜか落ち着いてきました、不思議なくらいでも何が悲しい苦しいと言う思いが頭にあり妙な感じでした。淡々と話を聞いていると突然また片耳が痛み始めました。耳鳴りもすごく、顔が歪みました。すると息子さんとお母さん責任変わってみてください。とレイバイシが言いました。言われるがまま席を移すと、少しはましになった?と僕に訪ねてきます。僕わはいと答えたものの眉間にしわをよせぐっと奥歯をかみ耐えていました。すると徐々にましになりおさまって来ました。それからおばぁちゃんと僕の関係を霊媒師が話始めました。おばぁちゃんは昔から霊を無意識のうちに呼び寄せることができ、悪霊を退治することが出きるそうです。幼い頃になんらかの儀式かなにかでそうさせられたそうです。おばぁちゃんにはそんな記憶はありませんでした。不動尊が関係していると、そう言っていました。僕は霊に憑かれやすい体質のようでおばぁちゃんが呼んだ霊にとり憑かれたとのことです。その話の途中から僕は息が苦しくなりだんだん呼吸が荒くなり霊媒師が大丈夫?と聞くのに返事もできなくなりお二人部屋から出てくださいと母とおばぁちゃんを部屋から出し遂に徐霊が始まりました。僕は何が起こってるのかが全くわからずちっとも動け無くなりました。霊媒師がお経のようなもよを読み上げ鈴を振るのが聞こえると突然耳鳴りがグワーンと頭を揺らすようになり始めました。たまらず涙があふれて苦しさのあまり口を開けても声もです息も出来ない状態でなにも考えれられなくなりました。きずくと右手がとても温かく耳鳴りが少しずつ収まりお経と母の声が母が僕の名を呼ぶ声ごしました。母の声はいつも聞く声と違い少し泣きそうな声でした。少し息も出きるよになるともう少しやでー頑張ってーと霊媒師が背中をさすっていました。また涙があふれだし大きく息を吸うとバンと背中を叩かれ我に帰ったかのように声が出ました。
もう大丈夫だ‼頑張ったねーと霊媒師が声をかけてくれました。すこし母と霊媒師と僕で話をして、もう大丈夫だねと母と別室から出ました。帰りの車で母から聞いたのですが冷たくなった手を握って顔をみていたら息を吸ったとたん顔に血がめぐったかのようにファッと赤くなったそうです。今僕は親の再婚をきに実家をでて暮らしています。何もなく安心して暮らしているのですが、引っ越してすぐのこと、部屋に荷物を持ってくる時に白い何がにすれ違ったきがしたのですが、それが何かのかは考えないようにしています。1つ言えることはまだ霊感は健在だ。と言うことです。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。高校生の文章で誤字脱字とう多々あったかもしらません。
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