【感動する話】 私はここに引っ越して一週間、 最近、誰もいないところから変な音が聞こえたり、急に電気がついたり消えたり、 この土地には霊がいると気づいた。 親も毎日霊にビビってるw あたりまえか。 でも、私はビビるというより、友達になりたい。 親は、この土地に住んでいる霊を成仏するために、霊媒師を呼ぶと言った。 でも予約がいっぱいらしく、二カ月後になってしまうらしい。 私は霊に、「仲良くしようね！」 と言いました。 「ゔん。」 そう聞こえました。 それからというもの、寝坊しそうになったらもの音で起こしてくれて、宿題のプリントがなくなったときも、なんか上からひらひら、ふってきたのですｗ！ 本当に見えないけれど家族が増えた感じで、親はやっぱりビビってたけど毎日楽しく過ごしていました！ でも私はすっかり忘れてました。 その日は、突然やってきたんです。 あの日からおよそ二カ月、ついに霊媒師が 来てしまったのです。 私は親に「霊媒師を止めて！」 と言いましたが、もちろん答えは 「いいえ」でした。 私の親友は最後まで、心からの親友でした。 最後に霊は、 「いつかまた会ったら親友と呼んで くれますか？」 それを聞いた私は号泣しながら、 「あたりまえじゃん！」 と叫びました。 そこで、ほっとしたのか成仏してしまいました。 私は泣きながら顔を上げると、 夕焼けに染まる、どこか落ち着く空が どこまでも続いていました。 きっと霊も、この空を見ていると 思います。