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短編
引き戸
匿名
引き戸
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引き戸

匿名
2015年11月25日
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俺が小6の頃まで住んでいた東京下町のマンション、空襲の跡地で地縛霊が

そっちこっちで見かけられると、一部の住民のあいだで噂されていた。

以下、俺が小2の頃の実話。説明がくどかったらスマソ。

親父と風呂に入って、上がったら足拭きマットのところに飼い犬が寝ていた。

犬は父のことが大好きで、父の入浴中も近くにいたがることがよくあるのだ。

風呂場の前は洗面所なのだが、そこに入るには引き戸を開けなくてはならない。

そのとき引き戸は開いていて、犬が勝手に開けられる重さではなかったから、

ああ、母が外から開けてやったんだろうと、当然のように考えた。

もしくはただ単に親父か俺が閉め忘れたんだろうと。

ところが母の言葉を聞いて驚いた。

「ねえ、洗面所の引き戸、開けてやったの、あんたたち?」

親父と俺が風呂に入っている最中、犬が入りたそうに洗面所の前で座っていたのだという。

母は面倒臭かったので放置していたが、

やがて引き戸の内側から人間の手が伸びてきて、開けてやったのだという。

犬は喜んで入っていった。

「いや。俺ら、1度も途中で風呂から出たりしてないよ」

父の言葉に母は納得し、そして気味悪そうに付け加えた。

「そういえばあの手、やけに高い位置から出てたのよ。色もなんか青白くて」

父は神妙に頷きながら、落ち着いた口調で言った。

「風呂入ってるとき、洗面所に何かいる気配はしてたけどな」

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