本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 中編
十字架の呪い
十字架の呪い
新着 中編

十字架の呪い

8時間前
怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
78 views

私は、祖母が経営していた古本屋で育った。特に霊感があるわけではなかったが、幼少期から本に囲まれて育ったため、様々な物語には親しんできた。ある冬の夜、いつものように店を手伝っていると、店主が持ってきた一冊の古い本が目に留まった。表紙には、異様な模様が描かれていた。

「これは珍しい本だ。伝説によると、この本を持つ者には必ず不運が訪れるらしい。」店主は私を見つめながら言った。

「それは面白い話だね。でも、どうせただの噂でしょ?」私は軽く受け流した。店主は、何かを思い出したように顔をしかめた。「いや、俺は本気で言っている。最初は冗談だと思っていたが、実際に持っていた人がことごとく不運に見舞われたんだ。」

それから数日後、私はその本を自宅の本棚に置いた。何も起きないだろうと思っていたが、その晩、夢の中で異様な影が私を見下ろしていた。その影は、言葉にならない恐怖を私に植え付けた。目が覚めた瞬間、心臓が激しく鼓動していた。

次の日、私はふとした瞬間に転んで、手首を捻挫した。軽傷だったが、昨晩の夢と相まって、何か嫌な予感がした。店主にそのことを話すと、彼はため息をついた。「そうだろう。だからこの本は捨てるか、別の場所に封印することを強く勧めたんだ。」

しかし、私はその本に興味を持ち続けていた。数週間後、私の周囲で小さな不運が続き、友人たちにも同様のことが起き始めた。その度に、私は本を手に取るたびに不安を覚えた。

ある日、友人が私の家に遊びに来た。彼女はその本を見つけて興味を示した。「これ、面白そうだね。貸してくれない?」

私は躊躇ったが、彼女を信じて渡すことにした。その夜、彼女は帰宅中に交通事故に遭った。幸い軽傷だったものの、私はそのことを聞いて震え上がった。これが本の呪いだと実感した。

次の日、私は急いで古本屋に向かい、本を店主に返そうとした。しかし、店主は驚いた表情を浮かべていた。「その本、君が持っていた時に何かあったのか?」

「友人が事故に遭った。これは本当に呪われているのかもしれない。」

「だから言っただろう。お前にはこの本が必要ない。もう手放した方がいい。」店主は真剣な眼差しで私を見つめた。私は本を店主に渡し、安堵の息を漏らした。

1 / 2

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 4
怖い評価 52
閲覧数 3.1k

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.5

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 学校
  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...