
私は親友から小さなリスを譲り受けたことがある。寒い冬の夜、彼女が「どうしても」と言うので、3匹のリスを家に連れて帰った。段ボールの中で震える彼らを見て、私は早く小さな巣を作ってあげなければと思っていたが、両親は忙しく、なかなか準備ができなかった。
私の家の裏庭は、暗い森に接していて、普段は静かな場所だ。しかし、その夜、弟が「リスが騒いでいる」と言うので、私たちは外に出てみることにした。すると、信じられない光景が広がっていた。なんと、段ボールの中で異常に膨れ上がったフクロウが、リスを飲み込んでいる姿が目に入ったのだ。
私たちは親を呼び、すぐにフクロウを捕まえてもらったが、すでに2匹のリスは命を落としていた。悲しみのあまり、私たち兄妹は泣き崩れた。その中で、なんとか一匹だけ無事なリスを見つけた。どうやって逃げたのかは謎だったが、そのリスは車庫に逃げ込んでいた。
しかし、そのリスも一週間後、突然姿を消してしまった。外に置いていた段ボールを家の中に移し、安全に囲っていたはずなのに、まるで消えたかのように姿を消したのだ。その後、時が経ち、あの事件からちょうど1年後、今度は私たちの庭にフクロウの死体が見つかった。何にやられたのか、八つ裂きにされたような姿で、庭の隅に置かれていた。
この一連の出来事を私たちは「リスの呪い」と恐れた。偶然かもしれないが、弟が言っていた「森でリスを見た」という話が気になった。消えたリスには、背中に白い斑点があった。弟が見たリスは、まさにその特徴を持っていたのだ。
1年越しのリスの復讐。もしかしたら、あのリスは私たち兄妹を恨んで姿を消したのかもしれない。恐怖と共に、心の奥に不気味な感覚が残る出来事で、今でも忘れることができない。
その日以来、私は森に近づくこともできなくなった。リスの仕返しを恐れて、冬の夜はいつも窓から外を見つめるだけだった。
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