
これは私の友人(女)のAが体験したお話です。
当時遠距離恋愛をしていたAは、大学の夏休み中に彼氏に黙って彼氏のアパートまで会いに行ったそうです。
サプライズで行って驚かせようとしたのだと話していました。
Aが彼氏の住むアパートに着いたのは、昼過ぎだったそうです。
二階のその部屋は間違いなく彼氏の部屋だったはずなのに、何故か呼び鈴を押して出てきた相手は、若い女だったそうです。
「あのう・・・・・・この部屋は✕✕(彼氏の名前)の部屋ですよね?」
部屋を間違えたかと思ったAが驚きつつたずねたのですが、その女は無反応で、肯定も否定もしなかっのでした。
戸惑いながらもAは相手の姿を見て、色々とおかしなことに気づいたのでした。
腰まで伸ばした髪はグシャグシャで、顔色は青白く、異様なほど痩せ細り、視線はどこか遠くへ向けらていたそうです。
そして服装はだぼだぼのTシャツにだぼだぼのジーパン姿。
それはあきらかに男物の服装で、Aはその目の前の女が彼氏の浮気相手で、彼氏の服を着ているのだと思ったそうです。
だから何も言わない様子のおかしい女にイライラしながら「もう、いいです!!」と言って、ドアを閉めて帰ることにしたのでした。
でもアパートの階段をおりていると、買い物帰りの彼氏に会ったので、怒りながら責めたそうです。
「遠距離だからって浮気するなんて最低だよ!!」と。
すると彼氏は驚きつつ言ったそうです。
浮気なんてしてないし、そもそも部屋には誰もいない、と。
勿論、Aは信用しなかったそうです。
様子のおかしい女を見ていたからです。
でも、不思議なことがおきました。
彼氏に言われるまま、Aが彼氏と部屋に向かうと、部屋の中には先ほどいたはずの女の姿がなかったのです。
隠れているのだと思ったAが、浴室、クローゼット、ベランダと隅々まで見てまわったそうですが、結局先ほど見た様子のおかしい女は、どこにもいなかったのでした。
ただ、さっき女が着ていた服は何故かベッドの上に脱ぎ捨てられていて、ビショビショに濡れていたそうです。
あきらかに異常を感じたAがとある『事故物件を検索できるサイト』で確認してみたところ、まさに彼氏の住んでいる部屋が事故物件だったのです。
しかもそこは“若い女”が殺された部屋でした。
勿論、彼氏とAは不動産屋に連絡したそうですが、告知義務の三年以上前なのと、彼氏が住むまでに三人ほど入居者がいたので、問題はないのだと言われたのでした。
だからすぐに引っ越したそうです。
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