
長編
前職の職場
けぴち 2日前
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に言って、二人とも血の気が引いた顔で急いで降りて帰宅した
でもその10日後くらいにまた残業
その日は女性上司で一緒にロッカールームに行き、確認、着替え、さぁ帰ろうというときに
ピンポーン
思わず「ひっ…また」と言ってしまう
女上司は物怖じせず「誰か残ってるの?」と廊下の鍵を開けてエレベーターを確認
怖いので後ろをひょこひょこついていく私
エレベーターは7階にある
内心でさっき一階におろしたじゃん!なんで?と半泣き
女上司は鍵を持ったままなので遠慮なく全部屋を開けて確認
勿論誰もいない
女上司は黙りこみ、少し考えたあと「さ、帰るわよ」と再度施錠し、従業員用エレベーターで1階へ、出入り口のセキュリティを確認し、難しそうな顔をして一言
「○○さん、気にしたら駄目よ?」
真面目に笑ってない目で言われた
とてもじゃないけど続けられる自信がなくなり私は前の職場を退社
その後その現象がどうなったのかは知りません
後日談:
- 辞めて半年くらいは同期と連絡を取ってましたが同期も半年くらいで退社したらしく、詳しくは本当に知らないのですが、あれらの現象は忘れた頃にちょくちょくあったみたいです ただ、誰もが口に出すのが多分怖かったのかな?本当に誰も教えてくれませんでした 一回や二回だと気のせいや、こんなことあったって話せますが続くと、ね? 何で今さらこの話を書くかというと、その自社ビルを手放したのか久しぶりに近くを通ったら崩されてて、供養というかたいしたことないんだと言ってもらいたかったのかも……
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