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中編
村田おじさん
匿名
村田おじさん
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村田おじさん

匿名
2016年9月28日
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私達(私、夫、1歳の子供)がある市に引っ越した時のことです。あまり高いマンションに住む気もせず、夫が安いマンションを見つけて来てくれたので、そこに決めました。

元々住んでいた場所から引っ越す場所までが遠いのと、出るのが遅かったのもありますが、その場所についたのは夜の9時でした。車の中で寝てしまった子供を置いて、私と夫で荷物を運んでいたのですが、荷物を置いて車へ戻ると、子供が寝ている席の窓をおじさんが覗いていました。私はびっくりして、「な、なにかようですか!」と言ってしまいました。(夜なのに大きい声を出してしまって、反省しています…)するとおじさんは急に、「あんたら、村田(むらた)やろ。」と言い出しました。私達の名字は村田ではなかったので、「いいえ、違います。それより、子供を車から降ろしたいので、どいてくれませんか?」というと、「そーか、そーか…ちゃうんか…。」と車から離れてゆきました。そして、私達がその日から住む部屋の隣に入ってゆきました。おじさんは隣人でした。さっきのこともあり、少し不安でしたが、夜も遅いので寝ることにしました。

翌朝、夫を仕事へ送り出し、子供の朝食を作っていたときでした。急に、

ピンポンピンポンピンポンピンポーンドンドンドンドンドンピンポンドンドンピンポーンドン……

とインターホンを鳴らす音とドアを乱暴に叩く音が玄関のほうから聞こえてきました。「おいぃ!嘘ついたなぁ!村田ァ!出てこい!ぶっ殺してやる!」私は物音を立てないようにして玄関へ行き、ドアスコープから外を覗くと、昨日の夜に会ったあのおじさんが無表情で立っていました。「ぶっ殺してやる」などと言っているのですから、危ないと思い、子供のところへ行こうと思ったそのとき、子供が大きな音で目が覚めて泣き出してしまいました。おじさんは「いるんだろ!出てこい村田ァ!」とまだ叫んでいます。このままだとどうしていいかもわからなくて、私は「私達は村田ではありません!警察呼びますよ!やめてください!」そういうと、おじさんはチッと舌打ちをして隣の部屋へ帰ってゆきました。

夫が帰って来てからそのことを話すと、また近いうちに違うところを探してそこへ引っ越そう、という話になり、少し安心しました。子供を寝かせてから私と夫でベランダへでて子供の保育園の話などをしていました。

「やっぱあんたら村田やろ」

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