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長編

お河童の子

Chiyuuu 2019年9月18日
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どうも北海道のモモンガですヽ(。・ω・。) 色々な私の本怖(本当にあった私が体験したお話)を投稿しています 最近投稿しているのは最近のお話です 今日投稿するのは 小さい頃体験したお話です 怖くないですが聞いていただけたら嬉しいです(*´ω`*) ┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈ 物心ついた時から 毎日同じ夢をみるのは普通だと思っていました それと同時に 朝起きた時は 自分という意識が自分の体を追う感覚(幽体離脱?)になるのも普通だと思ってました それと 人はたまに見えるものがバラバラであるとも思っていました まだ小さい頃で霊感というものを知らなかったので 見えてたものが幽霊だったとか 夢がメッセージだったとか 幽体離脱してたとか 大きくなるまでは全然何が何だかわからなくて だからといってこれは何?とかもそこまで考えてなくて... 物心ついた時からずっと同じ夢を繰り返しみていました 紫色の着物を着ていて お河童の肩ぐらいの髪型の8歳くらい、10歳ないくらいの女の子が 大きな笑顔で、笑顔と言うよりかは笑って私を追いかけてる夢です 笑ってる声は聞こえないので多分ただたんに大きな笑顔だったんだと思いますが..(´・_・`) まぁその子に追いかけられてる夢を繰り返しずっと見ていたんです 追いかけられてる場所が 広い一直線道路に色んな車がごちゃごちゃに駐車されてる(人が通れる隙間もないくらい)ところを一生懸命にものすごく焦りながらその子から逃げてるんです そして空から赤い大きな幕みたいなのが垂れ下がってて ここから先の一直線状の道路の先を隠しているみたいになっていて 私はそこの赤い幕を通って助かった!って一瞬思うんですが その先は今来た道と同じ光景が広がっていて でも先に進まないと そのお河童の子に追いつかれちゃうし、気持ちもすごく焦ってて、すっごい怖かったんでその先も進んでいくんです そして同じように車の間をギュウギュウで通ったり登ったりして一生懸命走って、途中また同じように振り返って、あの同じ大きな笑顔で私を追ってくるお河童の子を確認してまた恐怖心にかられて、そしてまた同じ赤い幕を通って同じ事を繰り返し、ただ永遠に同じシーンを繰り返しているだけです。 この夢がなぜだか怖くて怖くて仕方がなくて 多分私の怖いの大嫌いっていう性格はこのせいじゃないかなって思います ある日、私と私の弟が成長したからって 母が二段ベッドを買ってくれたんです 私が下です 二段ベッドで初めての夜 私は寝てました 夢を見る前に 私はここで初めての金縛りを経験しました 私の上を あの紫色の着物を着ていた髪の短いお河童の女の子がまたがって乗っていて 両手を私の首あたりに置いて私を揺らしてるんです 首を締められてるのかと思ったんですが さすってるというか、揺らしているというか.. 心の中で叫んでました 「ぎゃあああああああいやあああああさこわいいいいいい!!!」 って感じでw 金縛りは2分くらいで解けました 金縛りが解けたあとはあのお河童の子も居ませんでした 物凄く怖くて私は母の布団に潜り込んで一緒に寝ましたw 朝、母が何で隣に来たのか聞いてきたので 「いきなり体が動けなくなって知らない子が私の体を揺らしてきてすっごく怖かったの!!」 みたいな事を言いましたw すると母は笑いながら少し困った顔をして 「また?どこで覚えるのそういう事」 と言われましたw 多分ちょくちょく変な事を言ってた子供だったんだと思いますw その夢をもう見なくなったのは あの『トンネルのむこうで』 (タイトル合ってるかな?) というタイトルのお話も投稿してるんですが、あの出来事からです。 それから月日が経ち、私は小学生になり、多分3年生頃だったと思います、 学校の行事で地域のふれ合いかなんかで、お年寄りの方々と一緒に昔の遊びをしたり昔話を聞いたりする時間があって、色々作ったりしてました。 中には着物を持ってきてる方もいて、私はあるおばあちゃんに呼び止められたんです。 おばあちゃん「お嬢ちゃん、あなた可愛いね〜。おいで、この着物きてみない?お家から持ってきたんだよ。」 私はその綺麗な紫色の着物をみて気持ちが高鳴りました 花柄で凄く綺麗な色の紫だったんです ちょっと薄い感じの色の紫です 感想は きっつ! おっも! あっつ! 苦しい! とか思ってたんですが 鏡の前に立った時 すごく綺麗な着物を来た自分にうっとりしてましたw おばあちゃん「髪の毛もしっかりとめようね〜」 そのおばあちゃんはあっという間に昔の人みたいな綺麗な髪型にしてくれました。 ...あ。この子...。 鏡に写った自分と目が合った時 夢の中であのお河童の子と目が合った感覚を思い出したんです 私は何を思ったのか鏡の前で あのお河童の子みたいに笑ってるような笑顔をニカッとしてみました 我ながら鳥肌が経ちました 似てるってもんじゃなかったです あのお河童の子の顔まんまです。 いきなり怖くなって私は鏡から目を背けました おばあちゃん「どうしたの?気に入らなかった?」 私「ううん!すっごくかわいい!おばあちゃんありがとうございます!」 おばあちゃん「しばらく来てていいよ。後でまた戻っておいで。」 私は時間が来るまでその着物を着て過ごしてました。 友達から綺麗とか先生から可愛いとか言われてチヤホヤされながら 怖いという気持ちは薄れていきました。 でも窓に写った自分の顔や鏡を見る度に あの夢の中で追いかけてきたお河童の子を思い出していました。 大人になった今だから確信してますが、 あのお河童の子の顔は、私でした。 お し ま い

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