
短編
死の繰り返し
匿名 2日前
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俺は休みの間暇だったのでドライブのに行くことにした。
山や田舎の風景が好きなので、山間部へ行こうと、都会を走っていた。
すると、横のビルから黒い人影が落ちていくのを見た。
初めて人の死の瞬間を見たので、まともに車を走らすことができず、確認をしに行った。
しかし、人の死体なんて無く、野次馬たちもいない。
俺の見間違えか?
そういうことにして、再び車を走らせた。
すると、今度は団地の屋上から黒い人影が落ちていった。
流石に二度も見間違えることは無いだろうと、様子を見に行った。
...また、何もなかったのだ。
耐えがたい恐怖に襲われた。
もう、ドライブを楽しむ余裕もなくなり、近くの飲食店に寄り、食事をとって帰ることにした。
道中何も無く家に着いた。
安心したのも束の間目の前に人が落ちてきた。
嫌な音がした。
咄嗟に目を逸らし、恐る恐る視線を戻すと、何もなかった。
何か連れてきたのか?
家に帰っても安心はできず、耐えがたい恐怖に勝つために体に塩を振った。
それ以降は何も無かった。
何を伝えたかったのか、未だにわからない。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(1件)
- ワタシはこうして死にました て伝えたかったんだよたか