
短編
逆さ神
匿名 2日前
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友達のSから聞いた話。実話か作り話かは分からない。
Sの近くの家には、誰もいない神社があると。Sのじいちゃんによると、50数年前から誰もいなく放置されているようだ。
そこは良からぬ噂があり、前肝試しに来た若者たちが死亡したとか何だか。
Sはその当時虐めていたやつがいたそうでそいつと2人きりでその神社へ行ったそうだ。
Sが殴る蹴るなどの暴行を加えていたら、虐められていたやつは逃げていったそうだ。
その時逃げられたことに無性に腹が立ったらしくその神社に向かってM(いじめていたやつ)が不幸になりますように と強く願ったらしい。
そのまま、何事もなく1ヶ月過ぎたくらいにMが死んだとの連絡が入ったそうだ。
Sは神社で願った事が叶ったと思い怖くなり、怯える日々を過ごしていたそうだ。
それから2日後に、Sは大事故に遭い生死をさまよったそうだ。Sはその神社のことしか頭になく、軽い鬱に陥った。
そして、自分の願ったことが叶いそれが返ってきたと思ったらしい。Sは両親や友達の励ましもあり、少しずつ回復していったそうだ。
半年後、完治とまではいかないが、ようやく歩けるようになったことにより、退院したそうだ。
それからSは神社のことを徹底的に調べ上げたそうだ。
分かったことはもともとその神社には 【逆さ神】 が祀られていたそうで。神社を管理する人もいてキレイにされていたそうだ。
しかし、そこでお願いをした人が次々と不幸に見舞われたので、みんなは気味悪がり、次第に近付かなくなったようだ。
他人にしたことは自分に返ってくる
今も逆さ神はいるのだろう。我々を常に見ているのかもしれない。
みなさんも他人が嫌がることをしていませんか?もしかすると、自分に返ってくるかもしれませんよ。
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