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長編

モリモリ様 コピペ

匿名 3日前
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!朝には着くって聞いてて全然来ないもんだから、崖から落ちちゃったかと思ったわ!」 「いやーそれがですねえ、変な体験しちゃいまして」 今朝の出来事を話してみたが、途中から不安になってきた。 にこにこしていた大叔母たちの表情が目に見えるように曇っていったからだ。 「モリモリさまだ…」 「まさか…じいさんが死んで終わったはずじゃ…」 モリモリ?なんじゃそりゃ、ギャグか? 「…あんた、もう帰り。帰ったらすぐ車は処分しなさい」 なんだって?こないだ車高調入れたばっかりなのに何言ってんだ! それに来たばっかりで帰れだなんて・・・・ どういうことか理由を問いただすと、大叔母たちは青白い顔で色々と説明してくれ た。 おれはモリモリさまに目をつけられたらしい。 モリモリとは、森守りと書く。 モリモリさまはその名の通り、その集落一帯の森の守り神で モリモリさまのおかげで山の恵みにはことかかず、山肌にへばりつくこの集落にも大きな災害は起こらずに済んでいる。 ただしその分よく祟るそうで、目をつけられたら最後、魂を抜かれるそうだ。 魂は未来永劫モリモリさまにとらわれ、森の肥やしとして消費される。 そういったサイクルで、不定期だが大体20~30年に一人は地元のものが被害に遭うらしい。 と言っても無差別に生贄みたいなことになるわけではない。 モリモリさまは森を荒らす不浄なものを嫌うらしく、それに対して呪いをかける。 その対象は獣であったり人であったりさ まざまだが、 とにかくいらんことした奴に姿を見せ、こどものような声で呪詛の言葉をかける。 姿を見た者は三年とたたずとり殺されてしまう。 (おそらくアムアモうなっていたのが呪詛の言葉?) 流れとしては、 山に対し不利益なものをもたらす人間に目をつけ、呪いという名の魂の受け取り予約をする。 じわじわ魂を吸い出していき、完全に魂を手に入れたあとはそれを燃料として森の育成に力を注ぐ。 そういう存在なのだそうだ。 今回の場合、大叔父が二年前にいかれたらしい。 それもあのマークⅡに乗っている時に。 モリモリさまを迷信としか思っていなかった大叔父は、山に不法投棄している最中に姿を見たそうだ。 ほうほうのていで車を走らせ逃げたそうだが、 ここ最 近は毎晩のようにモリモリさまが夢枕に立つと言って、 ある日大叔母が朝起こしに行くと心臓発作で死んでいた。 だが、大叔父だけでなく恐らく車も対象になって

後日談:

  • https://fumibako.com/kowai/story/3/2147.html

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