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中編
長い髪の少女と○○神社の祟り。
匿名
中編

長い髪の少女と○○神社の祟り。

匿名
2017年5月28日
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これは、私が高校一年の冬の話。

私の家から学校はものすごく遠くて、自転車で通学していた。

私はある日の夕方、いつも通りの道を通って帰宅していた。

すると、家の前で人集りが出来ていた。

中には、警察官も居た。

私は隣の家のおばさんがいる事に気付いて話しかけてみた。

「おばさん。どうかしたんですか?」

「あら、A子ちゃんお帰りなさい。此処でタヌキが死んでいたのよ…先週は確か…野良猫が死んでいたとか。全く、警察まで呼んでこんなに大ごとにしたのは一体誰なのかしらねぇ…」

おばさんは、一瞬困った顔をしてから笑った。

「そうなんですか…ありがとうございます」

私はおばさんにお辞儀をすると駐輪場に自転車を止めてそのまま帰宅した。

「猫とタヌキが…まぁ、偶然でしょ」

しかし私は一日中その事が頭から離れなかった。

次の日の朝、私はいつものように駐輪場から自転車を出して学校に向かおうとすると、昨日の場所でリスが死んでいた。

「ま、まさか…偶然偶然だよ…」

私は気にしないふりをして、学校へ行った。

その日の帰り、部活で少し遅くなってしまい私は急いで帰宅した。

すると、また昨日の場所に人集りが出来ていた。

「A子ちゃん!…今朝はリスが…今日はカラスが死んでたの…みんな、○○神社の祟りだって」

○○神社は私の家の隣にあった。

「そ、そんなわけ」

「A子ちゃんのお母さんさっき拝みに行ってたわよ」

私は近くの自動販売機で飲み物を買って神社へ拝みに行った。

それから一週間毎日お供えしに行ったところ、動物がなくなることは無くなった。

私はそれで安心して拝みに行かなくなってしまった。

拝みに行かなくなってから二週間後。

動物が亡くなっていた所だけ道に大きな穴が開いて柵がしてあった。

私は怖くなって神社へ走って行った。

すると、髪の長い女の子が神社の階段の一番上に座っていた。

「ねぇ、ずっと待ってたのになんで来てくれなかったの?」

そう言って少女は、ゆっくりと階段を降りてくる。

「ごめんなさい…だから…許して……」

「ふふふふふふふふふふ」

「あ、あぁ…毎日行くから…許して…」

「本当?」

「本当…!だから…」

風で少女の髪が靡いて口元が見えた。

口はありえないほど裂けていて口元は血塗れだった。

「じゃあ、また明日ね」

少女は不気味に笑いながら消えていった。

私はその日神社の上まで上がるのが怖くて、階段の一番上にジュースを置いておいた。

それから、毎日私はジュースを欠かさず持って行き、たまにお菓子も持って行くようになった。

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