
短編
夜の線路横にて
匿名 2日前
chat_bubble 0
1,132 views
これは私と母の共通の友人の所へ行った時の事です
その日夕方くらいにその友人を迎えに行って一緒にお買い物をして
帰る頃には真っ暗になっていました
その帰り道、その友人の家の近くには線路があり
帰るにはその横を通らなければ行けませんでした
そして線路横を通った時
母の様子が明らかにいつもと違っていました
「これは何か見たな」と思い
いつものように何も見えなかった私は
母に「何か見えたん?」と聞きましたが
少しの沈黙の後「後で話す」と言われ
その話が聞けたのはその線路から少し離れた場所に行った時でした
「勘違いかもしれないけど」と前置きして
母が言うには
線路の横を通っていた時車を運転していた為少しの間しか見えなかったらしいですが
「何か黒いゴミ袋のようなものがあるなぁ」と思ったそうです
ですがそれはゴミ袋にしては大きく
這うように動いていたそうです
それを聞いた時私は「塩まけ塩ーーー!!」と叫び
とりあえず明かりのある場所へ行きました
そこから家に帰る前に除霊?の意味を込め互いの背中を叩き合い塩を玄関にまきました
後で母から聞きましたが
私は気づきませんでしたが母はそれを見たのは行きの時だったようで
友人にあの線路で何か事故があったか聞こうと思ったが脳裏に過ぎってしまい結局聞けないまま
私に話したそうです
後日談:
- 今回いつもと違い 話を聞いた後母はなんか重い感覚があったそうで 私も塩を巻いたり背中を叩きあったりするまでふわふわしたような感覚があったので 怖かったです また何かありましたら投稿します
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。