
長編
今行くから
Chiyuuu 2日前
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ら聞こえてくるようだ。
レズがスマホを切ると、そのカバンの中にあった着信音も鳴り止んだ。
私「これクリステルのカバンだよね?」
ジョン「本当に電話したの?」
レズ「。。。なんで。。。さっき話して、、、今行くからって、、、!!!」
「きゃああああああああああ!!!!」
みんな我はこそはと言わんばかりに玄関で引っかかりながらも私の部屋を一斉に出た。
私「ちょっと待って!本当に話したの!?」
ピーパイ「怪しいな、レズは〜」
ジョルダン「そうだ、着歴見ればわかるんじゃね?」
レズ「そうだ!」
私たちはぎゅうぎゅうになってレズのスマホの画面を覗き込んだ。
- クリステル 通話時間 3分 -
そこには通話時間3分とクリステルの名前がしっかり刻まれていた。
レズ「ちゃんと通話してる。。」
ジョルダン「誰かイタズラで電話でたんじゃないの?」
私たちは10人もいる。
レズが電話している間、皆それぞれ違うことしていたから有り得る。
ジョン「でもクリステルのカバン鍵ついてるんだよ?誰が鍵開けて中のスマホ取るの?」
レズ「、、、それに、あれはクリステルの声だった。今から行くからって。。。」
私たちはいっせいに喋り始めた。
「やば、来たんじゃね?」
「誰が来たの、化け物が?ww」
「怖っ!誰が出たのさっきの電話!」
「ありえないでしょ、なんなのこれ」
クリステル「ただいま!遅れてごめんね!」
みんな一斉に振り向いた。
レズ「、、、クリステル?スマホどこ?」
クリステル「え?あるけど。。」
ジョルダン「ほら!んな事ありえないんだって!」
レズ「、、っもう! 何ですぐに戻ってこなかったの!?すぐに行くからって言っといて全然遅かったじゃん!」
クリステル「え?私レズとは話してないよ???会議中だったし、それにカバンとスマホは私ちゃんの部屋に置いていったもん」
レズ「は!?そんなはずないよ!さっき電話で話してたじゃん!今から行くからって言ってたじゃん!」
クリステルは私の部屋に入って自分のカバンを取って鍵を開け、スマホの着歴を確認した。
- レズ 通話時間 3分 -
クリステルにスマホにも着歴が残っていた。
ありえなかった。
どう考えてもありえない。
私たちは静かにパニクった。
喫茶店に向かうなか、確かに怖かったけど私たちは学生
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