
長編
見えたモノ…
えい 2日前
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んのご両親を連れてきて欲しいとAさんにお願いすると、Aさんに分かりましたと言って貰えました。
私は、その間に色々と準備を始め、数人の知り合いに声を掛け事情を話しました。
声を掛けた方々の中で、何人かに断られましたが、まぁ断った方々の気持ちが分かっていましたから、対して落胆もしませんでした。
断られる事は分かっていました。
Bさんが見たモノはそういうモノですから。
約束の3日後。
私は、5人の僧侶、私と似た事をしている人物を集めました。
僧侶2人…①、②と呼びます。同業3人…紫翠、光明、紅閠。
そして、朝9時にAさん、Bさん、Bさんのご両親が応接間へ通されました。
私が応接間へ入って行くと、神妙な顔をした4人が落ち着かない様子で座っていました。
Bさんの後ろには、腐臭を纏っているソレがずっと何かを呟き立っていました。
全身に鳥肌が立ちました。怖いとさえ思いました。それでも、平然を装い顔を強ばらせて座っている彼等に話し掛けました。
紫雲「こんにちは。遠い所、ご足労ありがとう御座いました。お話は、Aさんから少し伺いましたが…話の内容は間違い無いですか?」
とBさんを見て言いました。
Bさんは、腕の辺りを少し掻きながら頷きました。
紫雲「今も見えてる?」
そう言うと、周りを見渡し、後ろを向いた時にビクッと身体が震えました。
それを見て、Bさんは今も見えてるのだろうと分かりました。
紫雲「Bさん、怖いだろうけど、気をしっかり持って下さいね。」
と…視線を此方に向けさせました。
そのやり取りをしている間にも私は、ソレとの会話を試みていました。
何も話さないソレは、言葉を忘れてしまったのかと思うほど黙って、身体をユラユラと揺すって立っているだけでした。
応接間のドアがノックされ、使用人がお茶を運んで来ました。
紫雲「粗茶ですが、どうぞ召し上がって下さい。少しは落ち着きますよ。」
4人は、お茶を飲み少し緊張が解けた様子でした。
そして、Bさんのお母様が私について聞かれて来た質問に答えました。
紫雲「そうですね。始めて来られた方々は皆、同じ質問をされます。目には見えないモノを信じろと言うのは、多分、無理な話でしょう。もし、私にこの様な能力が無ければ、同じ様な反応だったと思いますよ?ですが、この年になるまで、嫌という程のモノを見て来ました。時には、此方側が危険な状態になる事もありました。」
この怖い話はどうでしたか?
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- 私もこたくんさんと同じく待っています。 紫雲様、久々に読みにきました。やはり展開が楽しみでワクワクします。 私は難病中の難病で不治の病ALSを宣告され 不安で落ち込む毎日ですが自然治癒の奇跡を信じ、また新薬の開発を期待しながら、やっと今日、紫雲様の投稿を久しぶりに読む気持ちになれました。 夢中で読んでいた頃の懐かしいタイトルもあり元気だった頃を思い出し嬉しかったです。 また楽しみにしています。待っていますょ。K
- そう言っているあなたのほうが壊滅的ですねwあいふ
- そう言っているあなたのほうが壊滅的ですねwあいふ
- 笑った。省略してはいけないところを略しすぎて何を言っているのかわからない…。文体が統一されてないし、誰が何してて誰と誰がどんな関係なのか驚くほど読み取れiない。 「私」がこの話を書いてるなら、自伝なんか書かずに素直に本職を全うした方がいい。この壊i滅的なまでの文章i力のなさは現代社会に向いてない笑笑みち
- わたしは続きを待ってます。こたくん
- 話もひどいが何よりペドロ様に失礼だろ