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友の音色
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4時間前
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私には幼稚園からの親友Mがいた。いつも馬鹿なことばかりしていた。

Mと私が一緒に楽しんでいたのは、野球だった。地域の少年野球チームに所属しており、Mはキャプテン、私は補欠という立場だった。小学生の頃、Mは身長が170cmもあり、将来のキャプテン候補として先輩たちから期待されていた。私はその影で、ただのサポート役に甘んじていた。

そんなある日、Mが突然学校を休んだ。何があったのか心配になり、友人の家に行くと、彼のお母さんが入院されているとのこと。病気の詳細は分からなかったが、私の胸には不安が募った。

1ヶ月後、Mは元気に学校に戻ってきた。彼は笑顔で「ちょっと頭が痛くて休んでたんだ」と言ったが、後に「お医者さんから激しい運動はできないと言われた」と告げられた。私は驚いた。Mは「音楽をやる」と言い、私も「じゃあ、楽器をやろうかな」と言うと、Mは「俺はギターをやる」と続けた。

それから時は流れ、私たちは高校に進み、私はテニス部、Mは軽音楽部に入った。彼は才能を開花させ、学校祭での演奏は素晴らしいものだった。卒業後、それぞれの道を進む中、Mは大学の軽音楽部で夢を追い続けていた。

冬の朝、私はMの家に遊びに行くと、彼のお母さんから彼の病気について聞かされた。脳の動静脈奇形という難病で、彼は再入院していたのだ。数ヶ月後、Mは奇跡的に回復して戻ってきた。

しかし、大学2年の秋、Mから電話がかかってきた。自宅に遊びに行くと、Mは新しいギターを誇らしげに見せてくれた。10月の学校祭のために買ってもらったものだという。私たちは笑い合った。

8月の暑い日、私は爆睡していた。突然、ウィーンという音で目が覚め、時計を見ると朝の5時30分だった。何が起こったのか、ビデオデッキが動いていた。早送りされているのか?

再び寝ようとしたが、2時間後、姉の声で電話が来た。出ると、高校の友人Tからだった。「Mが今朝、亡くなった」と言われ、言葉を失った。すぐにMの家に向かうと、友人Sもいた。Mの横に座り、彼の顔を見て涙が溢れた。3日前、学祭の練習中に倒れたと聞かされた。

死亡時刻は5時30分だった。私はその時のビデオのことをみんなに話した。するとTも同じ時間にテレビがついたと言い、Sは目覚まし時計がその時間に鳴り出したと言った。Mは私たちに最後の挨拶をしに来ていたのだ。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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