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短編
公園の探し物
匿名
短編

公園の探し物

匿名
2017年8月29日
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こんにちは。今回は、怖い話の作り話を書いていきます。そして、は?意味ワカンねぇとかは、やめてください。

キット音を立てて、自転車が止まった。

「何してるんだろう......」

僕は自転車のサドルにまたがったまま、

公園の中を見ていた。

【ないよ〜。ないよ〜】

一人のおばあさんが、何かを必死に探している。

誰もいない公園に、枯れ葉がカラカラと音を立てる。僕は自転車から降りて、おばあさんのところへ歩いて言った。

「何かなくし物ですか?」

僕の声に、おばあさんは一瞬ピタリと動きを止め、それからゆっくりと僕を見上げた。

【一緒に探しておくれよ〜】

すっかり歯の抜けた口元。

深くきざまれた顔のしわ。

真っ白な髪がゆらゆらと風になびいている。

「何を探しているんですか?」

するとおばあさんは、泣き出しそうな顔になってこう言った。

【あたしの左腕だよ〜】

その言葉に、僕は一瞬あとずさりした。

悪い冗談だと思った。けれどよく見ると、

確かにそのおばあさんには、左腕がなかった。ハッと息をのむ。

「あ、ぼ、ぼく、ちょっと用事を思い出しちゃった。ごめんなさい」

立ち去ろうとする僕のシャツを、おばあさんはギュッと掴んだ。

【行かないでおくれ。見つかるまで一緒に探しておくれよ〜】

すごい力だ。とても、ヨボヨボのおばあさんとは思えない。

「だめなんです。離してください!」

するとおばあさんは、急に低い声になった。

【探してくれないのなら、あんたの左腕をおくれよ】

僕の全身から、血の気が引いていく。

「離して!離してください!」

力任せに振りほどく。

すると、なんて事だ。

僕のシャツを掴んでいたおばあさんの右腕がボロっともげてしまったんだ。

「うわっ、うわあぁぁぁ!」

僕はその右腕を叩き落とし、自転車までわき目ふらず全力で走った。そして、サドルに飛び乗ると、力いっぱいにペダルをこいだ。

「嘘だ。嘘だろ?こんな事が現実のはずがない!」

僕は、どうやって帰ったのか分からない。

焦り過ぎたからか?だと思う......。

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