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長編

赤色の世界

匿名 2日前
怖い 110
怖くない 25
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私は、走った。 走った、途中で唐突に耳鳴りが鳴り響いた。 ギリリリィギリリィン 鈴をかき鳴らすかのような音がする。 古いアパートのまえにある、側溝の溝に身を隠した。 あの日の泥の温もりを今でも私は覚えている。 音が止んだ頃、私は自宅へと駆け出した。 帰りたくない場所なのに、帰らなければならないと走った。 私の家の前に付いたとき、自転車に肩をぶつけながらも 扉のノブを回し家に入った。誰もいない    光はついていた。 通路を抜け、二階の子供部屋へと昭和特有の急すぎる階段を四つ足で登り 自分の部屋にたどり着いた。 真ん中の布団が僕の寝床だ。 滑り込み、ただただ、震えて目を閉じた。 意識が、消える。 目覚めたとき、私は糞を漏らしていた。 朝だ。 だけど、何かが変だ。 父さんと母さんの顔がちょっと違う気がした。 姉さんはどこ。 兄さんと妹がいた。 姉さんは? 姉などいないと、言われた。 前歯が、大きい。 時計も逆になってる、文字も逆さまだ。 人の声がよく聞き取れない、分かるけど、何かが決定的に違うように感じる。 ここはどこ?わたしはだれ、あなた達はなに? 私は、何処か違う場所で、違う私と入れ替わってしまったのかも知れない。 それからの小学校を卒業する日まで、私は眠りにつく度に、何度も同じ夜の校舎の同じ教室に引き戻されていた。 見知っているはずなのに、見知らぬ女性に追いかけられる日が続いた。 そうして、ある時、入られた。 私は 取り返しのつかない事をしてしまった。 帰りたい

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  • あなたは自◯したのになんでここに書いてるんですか?
    だしじる。
  • ??????
    1
  • あー
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