本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編
“見送った人”
“見送った人”
長編

“見送った人”

2017年3月29日
怖い 676
怖くない 553
chat_bubble 4
18,344 views

これは私が小学3年生の時の話です。

いつも4人で登下校していました。

Aちゃん、Bちゃん、Cちゃんと私の4人です。

Bちゃん、Cちゃんとは途中で別れるのですが

Aちゃんは近所だったので家の近くまでは一緒でした。

Aちゃんが風邪で学校を休んだ ある日の事、

Bちゃん、Cちゃんと3人で下校したのですが

二人とは別れ私一人になった時、交通事故を

目撃してしまったのです。

車が急ブレーキをかける音に続いて

ドンっと鈍い音がしたので 音のした方を見ると

車が斜めに傾いて止まっていて、スーツを着た男性が

空中から落ちて中央分離帯に叩き付けられるように

落下したのです。

あちこちから悲鳴が上がりました。

私は脚が すくみ、動けなくなっていました。

呼吸をしているのかいないのかも分からない

ような状態で、瞬きもしているのかいないのか…

まるで、時間が止まってしまったように

体の動きも止まってしまったような状態でした。

倒れ込んでピクリともしない男性から

目が離せないでいると、男性の頭部から

血が流れ出ているのが分かりました。

怖くて怖くて涙が溢れ出てきましたが、

体は動かせないまま、ただ男性を見ていました。

すると、信じられない事が起こったのです。

男の人が二人?…

地面に横たわっている男性の体から

男性の上半身が起き上がったのです。

更に驚いて益々、目が離せなくなりました。

今、自分が見ている事を理解しようという

気持ちが あったのかもしれません。

起き上がった上半身に続いて

下半身も浮き上がってきました。

男性は完全に二人になっていました。

完全に二人になってからは、宙に浮いている方の

男性は白っぽいモヤのようになって

上空へと上がっていき、やがて見えなくなりました。

「見えるんだね」

ふいに声をかけられ、その時、体が

動かせるようになっている事に

気付きました。

私に声をかけたのは、見知らぬ男性でした。

男性は微笑んでいるのに何故か とても

悲しそうでした。

私は、それまで体が動かせなかった

反動でも あるかのように、男性には

返事もせず一気に走り出しました。

家に着くと私は、滝のような涙を流し

大声で泣き叫びました。

涙も声も いつまでも止まりませんでした。

泣き叫ぶあまり、私は その場で吐いて

しまいました。

吐く事で やっと、徐々にですが

落ち着いてきました。

そして私は気絶するように そのまま

眠ってしまったのです。

目が覚めると両親も兄も祖母も

凄く心配しているのが分かりました。

私は帰ってから交通事故の事を

1 / 3

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_004

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 25
怖い評価 16k
閲覧数 364k

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(4件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.71

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 禍禍女
  • 心霊スポット
  • 意味怖

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...
chat_bubble 4