
長編
ラブホテル
匿名 4日前
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、以外と綺麗で、暗い、ということ以外怖くは感じなかった。
それよりも私はB君に少しでもアプローチしようということばかり考えていた。
件の部屋の番号は、A君とB君が調べてすでに知っていて、4階だという。
当然エレベーターは使えないので暗い非常階段で、3人で上がった。
3階のところで、廊下から走っているような足音が聞こえ、私は「キャーー!」とB君にしがみついた。
2人は聞こえなかったようで2人にびっくりしながらも爆笑され、
「お前やめろよー笑」
と茶化された。
よく聞いてみると廊下には水漏れのせいか水が滴る音が連続して聞こえていて、私はそれを勘違いしたのかな、くらいに思っていた。
4階に着くと少し廊下を進んで、2つの角を曲がると1番奥の例の部屋の前に着いた。
「よーし入るぞ」
B君が開けようとした時、後ろからすごい勢いで誰かが走ってきた。
3人とも本気でビックリして振り返ると、
Cちゃんだった。
「なんだよ〜笑」
「お、来れたんだ。」
「Dは?」
と聞いたが、まだ具合が悪そうで、首を振るだけだった。
その時の私たちは特に気にせず、部屋のドアをあけた。
中に入るととてもゴージャスな部屋が広がっており、
「ここ高そうだな笑」
とA君もふざけていた。
みんなでいることもあり、そんなに怖くも感じていなかった。
B君がベッドの枕元にあった灰皿に、買ってきた線香に火をつけて置き、ベッドの上に移動させた。
すると、Cちゃんが
「そこじゃない。ここ。ここ。」
と、窓枠を指差して言った。
みんな
???
と思っていたと思う。
B君が「なんで?」と聞いても
「ここ。ここ。」
としか言わない。
「なんだよ笑 メンドクセーな笑」
と言いながらもB君が移動させ、みんなで形だけ手を合わせた。
Cちゃんは手を合わせずただ見ていた。
と思うと部屋を歩き回り始め、急に涙を流し始めた。
「なになに?!笑」
みんなで驚いて駆け寄っても首を振って
「ごめん、ごめん、ごめん、ごめんごめん。」という。
みんな始めは笑っていたが、明らかに様子のおかしいCちゃんを見て、憑依されたかもしれない。と思い、
「早くここ出よう。」
と言った。
2人も同意し、Cちゃんを連れ出そうとしたが動かない。
ただ涙を流し立ちすくしている。
「おい、Cいくぞ!!」
B君が怒鳴っても動こうとしない。
しびれを切らしたB君が無理や
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chat_bubble コメント(8件)
- 作話だったのか、、、とー
- 悲しい話だね。↓超同意!シグナル
- 途中の「Dは?」の発言は具合を聞いたわけじゃなくて、CとDは車で待ってるはずなのにCが一人でやって来た事に対して「Dは置いてきたの?」って意味では。Carlos
- なぜフロントに電話しなかったのか。ケビーニョ
- ん〜 最初は男子3、女子2だったのが 男子2、女子3になってたり。 Cが具合悪くなったのに、途中の文面では『Dは?』と具合を伺う描写があるが、具合が悪いのはC。 この時点でおかしい事になる。 あとから来たのがCなのは定かだが、 『Dの具合』について話しだした『A,B,C』不可解な行動…オカルト好き
- ピーン匿名
- 悲しい話だ… 亡くなった女性は男を恨んでないし…。 ちゃんと成仏できたらいいな。ヒメ
- 子を授かったのを認めたくなく て殺害未遂か、、 男が廃るねHAORI