
長編
赤マンション
名無し 3日前
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誰かが階段を上がってる。。
その時家には誰もいませんでした。誰かが帰ってきても、俺の家は玄関を開けたらチャランチャラン♪と音がなるようになっていたので、誰もいない事は確かです。
しかし、誰かが階段を上がってきて、その度に垂れる雫の音、何だとわかりました。
雫の音はどんどん大きくなっていきます。
ピチャ……ピチャ…ピチャ。ピチャ!
ついに階段の一個手前あたりまで来たのだと音の大きさでわかりました。
俺はカーテンにくるまってがくがく震えていました。
階段の方をじっと見つめて、しばらくすると、黒い物が出てきました。それはゆっくり伸びて、上半身だけ出てきました。
おかしいのはありえない角度からでてきたことです。
うまく伝えられませんが、身長3mくらいなくちゃ無理だろ。って角度から出てきました。
あの女です。違うのはびしょ濡れのだけ。
こいつびしょ濡れって事はずっとついて来てたんだ。俺はすぐに悟り、そいつを見ていました。死ぬのかな、なんて思っていました。
その女が顔をゆっくり曲げ、俺を見てきました。
やばい!!目が合っちゃう!!そう思った時。
チャランチャラン♪ただいまー!
兄かが帰ってきた!前を見るとその女はいませんでした。
泣きながら階段を降りて、兄に抱きつき、この事を家族に話ました。
しかし誰も馬鹿にして信じてくれませんでした。
しばらく経つと家で妙なことが起き始め、皆もその妙なことに気づき始めました。
視線を感じたり、誰も帰ってきてないのにチャランチャラン♪っと音が鳴ったり、2回に誰もいないのに物音がしたりと、散々でした。。
それから6、7年たった今、その女はそれ以来でなくなりました。
妙なこともいつの間にかなくなっていました。
肝試し、甘い考えでしてはいけないことですね。俺はどんなことがあってもそんな所には行かないとわかることができました。
その赤マンションも今は潰れてしまって、そこに何が建つとかはまったくわかりません。
これが俺が体験した話です。
文章が下手くそですみません。。
この怖い話はどうでしたか?
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- めっちゃ怖かったです。ありがとうございます。_(_^_)_ユリ
- なんで暗くてよく見えないって自分で言ってるのに爪が長かったとかわかるんだよ ただでさえ注視しない部分なのにぼの
- いや弟は兄を助けに言ったのに、災難にあうとか酷い。シグナル
- ゆういつ→ゆいいつ、二回→二階 細かいけど気になった菜々氏
- こわかったです。美桜