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中編

深夜2時に鳴る電話

匿名 2日前
怖い 41
怖くない 35
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』っていう話だ」 「迎えって……死ぬってこと?」 「わからん。でも、この話にはもう一つルールがある」 「ルール……?」 亮介はゆっくりと画面を指差した。 『この電話には、絶対に出てはならない』 沈黙が流れる。 「……もう遅い、か」 深夜2時。 電話が鳴る。 「明日、迎えに行きます」 「……お前なんなんだよ……!」 叫ぶが、向こうの気配は変わらない。 「待ってるね」 ヒュー……と、風の音が聞こえた気がした。 部屋の中なのに。 1:59 AM。 スマホを握りしめ、息を潜める。 秒針が動く音が、やけに大きく聞こえる。 1:59 → 2:00 スマホが鳴る。 「……来た」 画面を見なくてもわかる。「非通知」。 「出るな!」亮介が叫ぶ。 だが、スマホは勝手に通話を開始する。 「迎えに来ました」 ゾッとするほど近くで、声が聞こえた。 ……スマホの中じゃない。 すぐ、背後で。 振り向いた瞬間、真理の口から悲鳴が漏れる。 真っ黒な何かが、そこにいた。 ── (暗転) 翌朝、亮介が真理の部屋を訪れる。 ノックしても応答がない。 ドアを開けると、部屋の中には誰もいない。 ただ、床に転がるスマホだけが震えていた。 「非通知」 怯えながら画面を見つめる亮介のスマホが、同時に震え始める。 深夜2時。 「……まさか」 震える手で通話ボタンを押す。 「6日後に迎えに行きます」

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  • もしかして、真理が、最後に見た亮介は、あの、黒い女っだったのか?
    つばさ
  • 出来はいいと思うんだけど、亮介が「出るな」って叫んでるから一緒にいるはず?なのに翌朝訪れたことになっているし、翌朝来てるはずなのに非通知の時刻が深夜2時になってたり所々情景とか時間がおかしいのが気になるなぁ
    おと
  • 主人公の名前が「真理」っていうのが意味深じゃない? 「真実に気づいたら終わり」とか、「知るべきじゃないことを知る」みたいな暗示だったりするのかも……。
    考察班
  • この話、ネットに似たようなのいくつかあるけど、本当に体験した人っているの? もしいたら、どんな感じだったのか教えてほしい。 「6日後」が近づくにつれて何か変化があるのか、めちゃくちゃ気になる。
    検証厨
  • ちょっと面白そうだから、友達に深夜2時に非通知で電話して「6日後に迎えに行く」って言ってみようかなwww ……って書いた瞬間、スマホがバイブしたんだけど……え?
    イタズラ好き
  • ホラーとしてめちゃくちゃ完成度高い! 最後の「非通知の電話が友人にかかってくる」っていう終わり方が最高にゾクッとした。 終わったと思わせて、次の犠牲者を匂わせるのが都市伝説の王道パターンだよね。
    物語考察好き
  • この話読んでゾワッとしたんだけど、俺も前に深夜2時ちょうどに非通知の電話きたことあるんだよ。 怖くて出なかったけど、履歴には残ってなかった。 もしかして……って考えたら、今になって鳥肌立ってきた
    実体験あり
  • いやいや、これフィクションだよね!? でも、途中で「歩道に黒い鳥がいた」とか、そういう細かい前兆があるのがリアルすぎて怖い…。 自分も前に「あと◯日」って書かれたメモを見つけたことがあるから、偶然でもこういうの見るとビビる。
    信じたくない
  • 『深夜2時に鳴る電話』って聞いたことある!『深夜2時に電話を受けると呪われる』とか『6日目に迎えが来る』とかでしょ?いや、怖い話好きだから軽い気持ちで読んだのに、深夜に読んだのマジで後悔した……。 今、午前1:45。あと15分で2時なんだけど……。 ちょっと、誰か助けて(泣)
    寝れなくなった人
  • 「6日後に●ぬ」系の電話って、昔からいろんなバージョンがあるよね。 自分が知ってるのは「7日後に●ぬ」ってやつだったけど、こうやってバリエーション増えていくのが都市伝説の醍醐味。 でも、この話は細かい描写がリアルで、実話っぽく感じるのが怖いな……。
    オカルト博士
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