
短編
作り話…?
匿名 2日前
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信じてもらえないかもしれないけれど
僕がコロナが流行る前に体験した話です
僕はその時大学に通ってて同じ大学に行っていた友達何人かに誘われて一緒に飲みに行った時のこと。
まあ夏だったこともあったし真夜中まで飲んでてそういうテンションになったのか何故か1人ずつ怖い話をすることになったんです。
ほんとにいま考えると何故そうなったのか…。
それは置いといて僕の番は1番最後。友達がどんどん聞いた話や都市伝説本当に体験した話など、どんどん言っていきついに僕の番に。
僕はあまり幽霊とか信じるタイプじゃなかったのでもちろんそういう話も聞いたことないしと思いその場で考えた話をただ雰囲気に任せてひたすらに喋りました。
内容はまぁ自分が夜寝ていたら足元に違和感を感じ布団をめくると女の子に足を掴まれた…みたいなよくある話?です。
話し終えたあとみんな意外と信じてくれて「えぇー、俺夜眠れねーよ」とか「えぇ!私布団今日被らないぃ!」とか意外と怖がってくれて安心し、夜中なこともあったのでその場で解散し家に帰宅しました。
寝る頃にはもちろんさっきの話など忘れて、夜中なんか足元に違和感があり目を覚ましました。
(まさかな…)と、ここでさっきの話を思い出したんです。もちろんずっと言っているように幽霊なんて信じなかったし、霊感も全くない。さっきの話は作り話。
なんて自分を落ち着かせながらそっと布団をめくるとそこにはもちろん女の子などいません。(やっぱり気のせいか)と思い足の違和感を忘れるためにもすぐにまた眠りにつきました。
翌朝、目を覚ますとやっぱりなんだか足が痛いというかなんか変な感触が残っていたので足を見てみるとそこには両手でグッと掴まれていたような子供くらいの手跡が付いていたんです
自分の作り話がこの手跡を呼んだのでしょうか。
次の日になると手跡は消えていましたがはっきり幽霊が見えるようになり僕自身もこのことがきっかけで幽霊を信じるようになりました
この怖い話はどうでしたか?
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