
私には10年以上の付き合いの友人がいます。
出会ったのは中学の時で、同じクラブ活動を通じて仲良くなりました。
その後、週末は一緒に遊び、家を行き来するほどの関係に。ですが、私の家族の事情で高校卒業と同時に隣町へ転居することになり、自然と疎遠になってしまいました。
それでも時折連絡を取り合い、何年か後、久々に彼女から「会いたい」と連絡がありました。久しぶりの再会は嬉しいものでした。お互いの近況を話し合い、彼女は「妊娠した」と報告しました。
私の心には複雑な思いが渦巻きました。友人の生活が一変する中、私は仕事で忙しく、自分の時間を確保することが難しくなっていました。彼女の妊娠報告に対する反応も薄く、内心の違和感を感じつつも、連絡は続きました。
友人が出産後も連絡が頻繁になり、私の日常にどんどん入り込んでくる彼女に少しずつ疲れを感じ始めました。特に、私の生活に対する質問が増え、次第に私は彼女との関係を避けるようになりました。彼女からの連絡が途絶えると、何故か清々しさを感じました。
数年後、彼女から連絡が来て、久しぶりに会った際、彼女は私の結婚を知りたがり、次々と質問をしてきました。しかし、その内容はどれもプライベートに踏み込んでおり、私は不快感を覚えました。
結婚から数年たち、妊活に悩む私に対しても「今月はどうだった?」と何度も聞いてくる友人。これが私にとって耐え難いストレスとなり、連絡を完全に断つ決心をしました。引っ越しを機に彼女の連絡先を削除し、新しい生活を始めたのです。
ところが、ある日、買い物中に彼女と遭遇しました。驚いてその場を逃れようとしましたが、彼女が私を見つけて近づいてきたのです。「連絡先教えてよ!」と明るく言う彼女に対し、私は「今日は急いでいるから」と言い逃れました。
それ以降も、買い物に行くたびに彼女に会うようになり、恐怖が募っていきました。彼女が子どもを連れていないのも不思議でした。私は新しいスーパーへ逃げ込むことにしましたが、そこでも彼女に出くわしてしまいました。彼女の言葉が頭に残り、買い物中も気が休まりませんでした。
そして、ある時、運転中のミラーに彼女の車が映った瞬間、恐怖が心を占めました。後をつけられているのではないかという疑念が私を襲い、何とか振り切って帰宅しました。あの瞬間から、私は彼女に会うことを考えるだけで手が震えるようになりました。
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