新着 短編
ゲームの教育的効果

相手の求めるノルマを満たせば合格、そうでなければ不合格。
その本質はゲームのボスと変わらない。
・・
大人から何かと批判されがちなゲーム機器。
子供の頃も親や教師から
「ゲームがあるから、勉強や他のことがはかどらないし、わがままな子になる。」
など散々聞かされたものだった。
勿論、ゲームをする子が「これは本当は悪いものなんだ」と思って遊ぶ子はいない。
ゲームをやり過ぎると親が怒るから程々にしておこうという子が多いのではないだろうか。
そんなふうによくゲームで遊んで育ち、大人になって教師になった立場から。
実はゲームには教育的な面がある。
それは「ボスを倒す」「ノルマをクリアする」など、与えられた課題をクリアできないと先に進めないことだ。
そのため、ボスを倒せない子供は悔しい思いをしながらも何度も挑戦することになる。
だが、それでよいのだ。
「与えられた課題をクリアできなければ、先に進ませない。」
というのは、社会やあらゆる物事の基本だ。
「これでも一生懸命やっていた」「課題が難しすぎる」などは言い訳に過ぎない。
どんなに頑張っても、決められた数値や条件を満たしてなければアウトだ。
そしてクリアに失敗した者は、「もう一度やり直す」か「諦める」か二択を迫られる。
残酷なようだがそれが事実だ。
中学入試、高校入試、大学入試、運転免許、資格試験、就活、恋愛、結婚・・
相手の求めるノルマを満たせば合格、そうでなければ不合格。
その本質はゲームのボスと変わらない。
1 / 1
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。


